
医療用画像放射線機器組立工
概要
医療用画像放射線機器を組み立て、試験する仕事に就く者を医療用画像放射線機器組立工と呼ぶ。
組み立てる機器は、診断用X線装置、X線CT装置、診断用核医学装置、治療用粒子加速装置など多岐に渡る。
その職業に就くために
入職するにあたり、資格は特に必要とされない。医療機器の中でも放射線を扱う職場では国家資格として「X線作業主任者」や「第2放射線取扱い主任者」が必要となるが、入職後の社内教育を経て資格を習得していくのが一般的である。これらの資格を有していると、将来は医療現場での裾付けやサービスの分野へ転職することが可能となる。
年収
400万円
適性
医療用画像診断装置の製造所及びその関連企業や下請け工場などは、東京を中心とした関東地区、名古屋、京都、大阪、福岡などに多く建てられている。ほとんどが常用雇用者であり、賞与は年2回が一般的だ。今後も診断、治療技術の発展や周辺部品の機能向上によって、新機能、改良製品が生産されていくと予想され、安定した需要が見込まれている。
組み立てる機器は、診断用X線装置、X線CT装置、診断用核医学装置、治療用粒子加速装置など多岐に渡る。