
新聞記者
概要
全国紙の新聞記者は、政治・経済・国際問題・社会・生活・教育・文化・スポーツごとの部に分かれて、取材・執筆を行っている。また、特定の業界に特化した新聞もある。大手の新聞社には、取材を行う取材記者と紙面をレイアウトする編集記者に分かれている。政治部の取材記者の場合、国会や記者クラブなどを拠点に、記者会見へ出席し、インタビューを行い、記事を作成していく。編集記者は取材記者から送られてきた原稿を見て、どのニュースが大事か、トップの記事はどれにするかを判断し、レイアウトする。
その職業に就くために
学歴・資格は必要ないが、ほとんどの記者が大卒者である。新規学卒は、採用試験に合格して記者となる。しかし、競争率は高く採用人数も少ないため、難関といわれている。入社後は、まずは地方の支局に配属され、そこで取材経験を積む。
年収
846万円(Career Garden)
適性
新聞記者は、物事を公正な立場で取材を進め、記事を書くことが求められる。さらに、情報を聞き出すために、コミュニケーション能力が必要であり、相手との信頼関係を築くことが大切だ。また、勤務時間が長く、事件が起きた場合には休日出勤や徹夜で取材を行う場合があり、体力があると望ましい。