
報道写真家
概要
新聞社や雑誌社に勤務する写真家とフリーランスで仕事する写真が2つに分けられる。報道写真家は、事件現場に駆けつけ、事実を写真に収める。撮影場所は、戦場や事件現場など様々。環境問題、日常生活の出来事、スポーツ、政治、経済など幅広いテーマから撮影する。
その職業に就くために
写真の専門学校や写真・芸術系の大学で、カメラの技術を身につけた後、入職するのが一般的。就職先には、新聞社や通信社があげられるが、その他にもプロの写真家のアシスタントを経験した後に独立する場合もある。カメラの技術力はもちろんのこと、海外で取材することもあり、外国語が必要となることも。就業者は男性の割合が高かったが、近年女性の参入も増えている。
年収
300万円
適性
写真を撮ることが好きであることは当然だが、いつ起こるかわからない事件を追いかけるため、労働時間、休日は不規則であり、体力があるとよい。また、仕事がハードで生き残ることが難しいため、忍耐力も必要だ。さらに、撮影場所は戦場になることもあり、命がけの仕事といえるため、覚悟を持って取り組まなければならない。日頃から、世の情勢に関心を持って、洞察力を養うことが求められている。