職業

プラント設計技術者

投稿日:2014年10月31日 / by

概要

石油や天然ガスなどの原料を精製して燃料にしたり、石油を化学反応させて合成樹脂製品などを作るには「プラント」という工場設備一式が欠かせない。工業地帯に連立する大きな工場群を設計、施工管理するのがプラント技術者である。これからのプラント設計技術者には、効率やコストに配慮するだけでなく環境も配慮した安全性の高いプラントをどう作っていけるかが、求められている。

その職業に就くために

入職するためには大学の理工学部程度の知識が必要とされるが、実際の入職者は修士課程以上を修了した者の方が多い。入職経路としては、中途採用はほとんど行われず、新卒採用が多い。入職後2~3年し、自分の専門分野のことがある程度理解できるようになると、ローテーションで他部署へ異動し、自分の専門分野を身につけながら技術の幅をつけていく。

年収

553万円

適性

基本設計技術者が3割、詳細設計技術者が7割強を占めている。設計の仕事は分野ごとに分担して進められるので、チームで連携を取りチームワークを大切にしながら仕事を進めていく必要がある。最近では海外にプラントを設計することが増え、現地に出向いて検査に行くこともある。海外勤務がある場合は、必要最低限の英語でのコミュニケーション能力も身につけておきたい。

読み物コンテンツ

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