
合板工
概要
一般に合板は、ベニヤ板やプライウィッド(Plywood)と呼ばれ、これを作るのが合板工の仕事である。合板は、安価で質感も良く、木造住宅を始め様々な分野で用いられている。合板製造の基本パターンは、原木から単板を作り、乾燥させて仕組むこと、仕組んだ単板に接着剤を塗布して、これを熱圧乾燥させること。これを裁断、表面処理を施し仕上げることの3つで、これらの工程は流れ作業によって行われる。
その職業に就くために
入職にあたって、特に学歴や資格などの制限はなく、一般には入職し一定期間の研修を受けた後、実務を経験しながら技能を身につけていく。関連する資格として「木材接着士」「木材乾燥士」「木材切削士」「構造用集成材管理士」がある。
年収
300万円
適性
就業者は男性が8割近くを占めているが、単板を組み合わせる調板の作業などの軽作業では女性の労働者もいる。多くが立ち仕事であり手作業も多いため、毎日の長時間に渡る立ち仕事を行い続けることのできる体力が要求される。