職業

録音エンジニア

投稿日:2015年1月26日 / by

概要

音楽ソフトを製作するために録音作業を行い、最適な音づくりを行う。これを「ミキサー」という。録音スタジオでは、マルチトラック録音という方法を用いて行い、コンサートホールでは、その場で調整して収録し、後日演奏ミスの編集を行う。CDだけではなく、放送番組や映画、DVD、映像ソフトの録音・編集作業を行う録音エンジニアもいる。録音エンジニアの割合は30代前半が多いが、映像の録音エンジニアは50代~60代の熟練者が活躍している。

その職業に就くために

電気・電子工学系の大学や音響芸術科などの専門学校を卒業後、入職することが多い。録音スタジオにアシスタントとして採用される場合や、録音エンジニアの派遣会社に所属してレコード会社、ライブハウス、映像プロダクションに派遣されることが多い。圧倒的に男性が多い職場であるが、最近では女性も増え始めている。また、関連する制度には「JAPRS認定サウンドレコーディング技術認定制度」がある。

年収

665万円

適性

作業が深夜に及ぶこともあり、労働時間は長時間になるため、体力や自己管理能力が必要だ。機材の修理も行うことがあるため、手先の器用さがあると望ましい。また、音楽を録音する際には譜面が読めることが求められる。

読み物コンテンツ

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