職業

しょうゆ製造工

投稿日:2014年10月31日 / by

概要

 
しょうゆ製造工とは、しょうゆ工場においてしょうゆを製造する仕事だ。その主な製法は、「本醸造方式」「混合醸造方式」「混合方式」の3種類である。なかでも中心となっているのが、伝統的な製法である「本醸造方式」で、約8割がこの製造法で作られている。他に、アミノ酸液などを使って独特のうま味を生かして醸造する「混合醸造方式」、アミノ酸液などを混合して製造期間を短くして作る「混合方式」がある。

その職業に就くために

入職にあたり、特別な資格は必要とされない。高校などで農芸や発酵を学んだ者は職場で知識を活かせることが多い。最近のしょうゆ製造業ではしょうゆ単品を製造するのではなく、しょうゆを主原料としたつゆ、たれ類などの二次製品を併せて製造する企業が増えてきている。

年収

300万円

適性

しょうゆという商品の強みは海外からの参入がないことである。労働需要に大きな変動は見られないであろう。仕事の男女比でいうと、体力を必要とする原料処理や仕込み工程には男性が多く、充填工程などには女性の労働者が就いている割合が多い。大手企業では国内での醤油の需要が減ったことを受け、海外進出に積極的な企業が多い。

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