
テレビカメラマン
概要
テレビカメラで番組の撮影を行う。仕事は、スタジオで生放送番組や収録番組を撮影するスタジオカメラマンと、屋外で報道番組の取材や制作番組のロケを撮影する取材カメラマンの2つに分かれている。スタジオカメラマンは複数の人とチームを組み、ディレクターの指示に従って映像制作を行う。撮影した映像は、副調整室に並べられたモニターに表示され、その映像を順次選択されて放送される。一方、取材カメラマンは、事前に打ち合わせをした上で、一人で撮影を進めることが多い。
その職業に就くために
就職先には、テレビ局やテレビ局系列の会社、映像制作プロダクションがあげられる。芸術・放送系の大学や専門学校した人が採用されることが多いが、いずれも入社試験は非常に難関である。一人前になるためには長い年数がかかる。また、テレビ局の事情によって、勤務時間・休日が不定であることから、男性が多い職場である。しかし、最近では女性も活躍するようになっている。
年収
300万円
適性
取材カメラマンは雨や雪などの自然環境下で撮影することも多く、体力や自己管理能力があると望ましい。基本的に、ディレクターの指示によって動くため、求められていることを正確に理解することが求められる。また、どのように撮影すればよい映像になるかを素早く判断できることも必要だ。