
トリマー
概要
ペット専門の美容師。毛をカットする意味のトリミングから「トリマー」という名称が生まれた。室内で犬を飼うこと多くなり、清潔に保つためにトリマーは、シャンプー・リンスや毛のカット、爪切りや耳掃除、健康状態のチェックなどを行う。最近では、ペットの美を求める飼い主が増えたため、リボンなどの飾りをつけたり、染毛をしたりする。
その職業に就くために
特に必要な資格はないが、ジャパンケネルクラブが設けている公認トリマー資格を取得すると就職の際に有利になることもある。一般的には、トリマー研究機関でトリミングやグルーミング、カット法、犬種や解剖学、公衆衛生学、消毒法などの専門知識を学んでから就職する。就職先は、ペットショップや動物病院、ペットサロン等がある。また、最近では店を持たず、出張訪問をしているところもある。
年収
369万円(職業ナビ)
適性
犬のカットにも流行があり、次々に新しいカットが生み出されている。それに対して、積極的に身につけようとする勉強熱心な姿勢があるとよい。また、飼い主の要望に的確に答えたり、提案したりするコミュニケーション能力が求められる。立ち仕事が多く、さらに大型犬を相手にすることもあるため体力があることが好ましい。