
婦人・子供服仕立職
概要
婦人服や子供服のジャケット、コート、スカートなどを作図から裁断、縫製仕上げまで一貫して仕上げるのが仕立て職の仕事だ。顧客から注文を受け付けるとイメージをデザインにし、作図して生地の素材も考えて採寸した後、裁断から仮縫い、本縫いを経て完成させる。技術さえ身につければ、他のジャンルの服の製作も可能である。
その職業に就くために
専門学校で基礎的な技術を身につけ、縫製会社か洋裁店に勤めて先輩の元、修行を積む。
デザインを考え、パターン製作、縫製を一通りできるようになるには、1人1人の個人差があるものの、最低でも5年はかかると覚悟しておきたい。
年収
350万円
適性
仕立て職は女性の労働者が多い。要領良くこなせる者ならば、家事や、子育てなど家庭との両立をしながらできる仕事だ。ファッションが好きな人、洋服を作る作業に何時間も没頭していられる人には向いている仕事である。私たちの仕事の必需品である洋服の仕立て職は、今後も一定の需要が見込まれるだろう。