働き方

キャリア大学が入学式

投稿日:2013年7月31日 / by

キャリア大学入学式「キャリア大学」の入学式が2013年7月31日、都内で行われた。、大学一年生の受講生約500人が出席した。講義は、学業への支障をきたさないよう8月に集中開催され、8月1日より、スポンサー企業による実践的な講座がスタートする。

同大学を運営するNPO法人キャリアクルーズの松本勝代表は「日本をわくわくする夢のある国にしたい。そのためには教育が大事。そうした思いからこの企画を立ち上げた。目的と手段を履き違えず、講座をきっかけに自分の人生は自分で決められるようになってくれれば」と、これから講座を受講する学生にエールを送った。

講座は、参画企業が業種に関連した内容で構築。実際に働く事も視野に入れた実践的な内容で行われる。8月中に36講座が提供される。内容によって、国づくり学部、グローバルマーケティング学部、ものづくり学部、ITイノベーション学部、メディアコミュニケーション学部などに分かれる。

式では「20年後の日本を創る」をテーマにした参画企業と学生による質疑応答のほか、入学生の代表あいさつが行われるなど、通常の大学さながらのムードが漂った。式の最後には、2013年の同大学の校歌が発表され、歌い手である遊助がサプライズ登場。急遽、生歌が披露され学生からは大歓声が上がった。

開校発表以来、同大学への参画企業は増え続け、入校希望の学生も増大。現在までに企業50社、登録学生約2万5000人となっている。今後は関西方面への進出および高校生講座の開講も予定する。

また、今秋には、より幅広いジャンルまで対象とした実践的な講座となる「エキスパートクラス」も開講する。なお、同大学は、いわゆる大学とは違い、学校教育上認められた正規の大学ではない。

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