働き方

シニアの企業支援するサービスを開始

投稿日:2013年4月8日 / by

歳をとってもビジネスをインターネットビジネスをプロデュースするリバースワン(株)(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:本田 季伸)は、起業家を目指すシニアの営業をサポートする「シニア起業支援サービス」をスタートした。

同サービスは、60歳前後で人脈やノウハウを活用し、コンサルタントとして独立したいアクティブシニア向けに、セールスやマーケティング活動などの顧客獲得業務を中心にシニア起業家のマネジャー的な位置付けとなり、営業支援するもの。顧問マッチングサイト「KENJINS」を活用したマーケティング業務、企業へのセールス活動、面談調整、企業向けセミナーの共同企画などを行う。

「多くのシニア起業家にとって課題となってくるのは、新規の顧客を獲得するためのセールス活動やインターネットを活用したマーケティング活動。つまり、インターネットでの見込み客獲得や営業活動を苦手とするために、起業した後に苦戦してしまう方が多くいます。そこで、今回、シニア起業に特化した営業、集客、顧客獲得やフォロー、代金回収などのマネジメント業務全般をサポートするこのサービスを開始する運びとなりました」と同社では、サービス誕生の経緯を説明する。

豊富な技能やノウハウを持つシニアは少ないが、顧客が付かなければ回っていかない。逆にいえば営業やマーケティング面がうまくいけば、事業が軌道に乗る確率も高まる。同社は、そうしたボトルネックに着目し、サービスをスタートした。

2013年の4月からは「高年齢者雇用安定法」が施行され、従来の60歳での定年退職を延長し、65歳まで継続雇用が義務化された。このことが、60歳以上での起業増を後押ししているという意外なデータもある。定年を延長するよりも、本来はゴールだった地点。必ずしも居心地がいいとはいえない定年延長よりも、思い切って新しいチャレンジをしよう、という人が意外に少なくないようなのだ。

2012年の金融公庫の調査によると、シニアが起業に踏み切る動機は、「仕事の経験・知識や資格を生かす」が51%で最も多く、「社会の役に立つ」が36%で、「年齢・性別に関係なく仕事をする」も同じく36%となっている。こうしたことから、シニア起業の場合、人脈のネットワークや業界知識、長年のビジネス経験を活かし、やりがいを持て得意とする分野で経営コンサルタントとして活躍したいと望んでいる人が多く、かつリスク回避のため、設備投資が掛かる事業は避けたいという傾向が高くなっている。

顧問マッチングサイトの初期費用、月額費用は、無料。

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