
50年後も生き残ると思う日本企業はどこ?
与信管理サービスを提供するリスクモンスター(株)(以下 リスモン、本社:東京都千代田区)は、第1回「50年後も生き残ると思う日本企業」のアンケート調査を実施。2013年3月12日、その結果を公開した。
調査は、20~59歳の有識者男女個人、60~69歳の男女個人(有効回収数1,000)を対象とし、年間売上2,500億円以上、従業員数5,000人以上の企業200社を調査対象企業として抽出した。2013年2月25日(月)~2013年2月26日(火)にインターネットで行った。
その結果は以下。
ベスト10内にはトップのトヨタのほか自動車メーカーが計3社がランクイン。JR東日本、JR東海の鉄道会社も2社入り、国民の“足”関連が、強さを見せる形となった。
こうした結果を裏打ちする重視するイメージについては、技術力、製品力が大きなポイントを獲得。メイドインジャパンの底力を信じる願望も混じるような結果となった。
企業としての安定性を計る自己資本比率のランキングも公開された。上位企業はさすがに自己資本が多い、もしくは比率が高くなっている。
同社ではこうした結果を次のように総括した。
「一般的に、創業して10年後に生き残っている会社は10社に1社あればいいと言われております。そのような中、50年以上生き残っている企業はリスモンのデータベース276万社の中でも約17.5万社と全体の6.3%しかないのが現状です。今回のランキングでは上位に入っている企業の中でも、直近の決算では赤字に陥っている企業もあり、本当に生き残る企業であり続けられるかどうかの分岐点に差し掛かっています。今後は、グローバルでの競争を勝ち残っていくことができる企業や、単純な技術力だけでなく、持っている技術をうまく活用することができる企業が50年後も生き残っていくことになるのでしょう」