働き方

新クラウドソーシング、「仲人型」クラウドソーシングとは

投稿日:2014年1月30日 / by

ジョブハブ(株)パソナテック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 吉永隆一、www.pasonatech.co.jp)は同社が運営するクラウドソーシングサービス「Job-Hub」(ジョブハブ)に“人力サポート”を導入する。ニュータイプのクラウドソーシングとして、2014年2月3日よりサービス開始する。

 同サービスは、仕事とスキルのマッチングにおいて、オンラインベースのクラウドソーシングにマンパワーを導入するもの。見えない相手への依頼が発注障壁となるクライアントの間に入り、電話やメールで問い合わせに対応。「発注者」と「コワーカー」最適なマッチングを実現する。

 「利用者が増える一方で、“面識のないWeb上のワーカーに対して仕事を依頼するのは不安”、“仕事の依頼の仕方がわからない”、“発注した案件に対して数多くの提案があったが、どのワーカーが最適なのかわからない”といった声も多い。こうした不安や疑問から、簡易で低単価な業務案件の発注が多くなりがちです。そこでJob-Hubは、“仲人型”クラウドソーシングとして利用者の不安や疑問を解消するサービスを開始いたします」と同社ではサービス開始の経緯を説明する。

 パソナテックといえば人材サービスのリーディングカンパニー。そこで培ったノウハウを駆使し、オンラインだけでは対応できないきめ細かな「人力」でのサポートを行うことで他社との差別化を図るとともに市場のさらなる拡大を目指す。

日本のクラウドソーシング市場は前年比230.9%の成長を遂げており、2017年には1,474億円(年平均成長率79.3%)の市場になるといわれる(矢野経済研究所調べ)。さらなる拡大には、大企業の積極活用や幅広い業務での利用がカギを握っている。人材インフラとして多大な可能性も秘めており、今後も各サービス提供事業者から工夫を凝らした様々なタイプのサービスが登場しそうだ。

なお、サービスは2月3日に電話相談窓口「仲人ダイアル」の開設でスタート。その後、2月17日に発注者が業務に適したワーカーの候補者をピックアップ並びに選定支援を依頼できる「仲人依頼ボタン」の設置となり、2月26日には、リアルマッチングイベントも行われる。

 

読み物コンテンツ

働き方白書について
仕事相談室について
極楽仕事術について
三者三様について
戦略的転職について
用語集について