
拭きもできるロボット掃除機の実力

拭きにも対応するクレモン
ロボット掃除機の購入を検討する営業マンKが、悩み抜いている。本命はルンバだが、シャープのココロボも評価が高く、東芝・トルネオロボも捨てがたい。そこへきて、いまKはモニュエルジャパンの「クレモン」に心が揺れている。
同製品は、大きな特長は、掃いて、吸って、そして「拭く」こともしてくれるのだ。花粉アレルギーのKは、掃除機をかけた後、仕上げにモップがけをしている。この手間をクレモンは、一気にこなしてくれる。そこを着地点に開発されたとあって、完成度は高く、一気に有力候補へ浮上している。
ところが、ここへきて、思わぬ情報が入ってきた。あのダイソンが、来春にもロボット掃除機に参入するというのだ。10万を超す価格ともいわれるが、吸引力はおそらくダントツにすごいハズである。クレモンが6万円近いことを考えると、4万の差なら、という気もしている。
独身できれい好きのKにとっては、掃除は重要なタスク。だからこそ入念に時間をかけるが、その時間を仕事に回せれば、営業成績のアップも望めるはず。だからこそ、金額ではなく、性能には敏感になる。
休日の掃除にこれまで何時間時間を費やしただろうか…。そんなことを考えながら、Kは、ロボット掃除機の購入を来年まで持ち越すことを決めた。製品の税抜の価格は、5万9,800円。