働き方

オフィスワークの疲労を軽減する3種のウエアが登場

投稿日:2014年8月26日 / by

着用するだけで疲労回復するウエアの実力

首用

首用疲労回復ウェア。強盗じゃありません

着用するだけでオフィスでの疲労回復をサポートするウエアが新登場した。べネクス(神奈川県厚木市、中村太一社長)が2014年9月1日から百貨店やスポーツ専門店など全国約400店で順次販売する。

発売されるのは、「首こり用」、「手首・腕の疲労」、「ふくらはぎのむくみ」に特化した3種の疲労回復ウエア。プラチナを織り込んで独自開発した繊維素材を使い、副交感神経に作用するなどで、筋肉の緊張をほぐし、疲労回復や安眠へ導く。

「弊社はこれまでに運動後の休養時専用ウエアとして日本代表選手らスポーツ関係者を中心に、着るだけで疲労回復や安眠を促すと愛用され、1着1万円の高額ながら販売数は累計で20万着を突破しました。今回、疲労大国日本において、この製品をオフィスワカー用に改良したのが新製品となります」と同社中村代表は説明する。

首用は、首周りの筋肉をほぐし、首こりへの効果が期待できる。製品の特長として、副交感神経に作用し、睡眠を促すので、休憩時の昼寝での使用を想定しているという。顔からすっぽりと被ることも可能なので、昼寝アイテムとしては使い勝手がいいかもしれない。

親指部分に穴があるが、あくまで使うのは休憩中が基本

親指部分に穴があるが、あくまで使うのは休憩中が基本

手首・腕用は、キーボード作業での疲労をやわらげるアイテム。親指に穴が開いており、作業時も使えそうだが、あくまで使うのは休憩時が基本。デスクワーカーにとっては疲労が溜まりがちなパーツなのでうれしいウエアといえるだろう。

ふくらはぎのむくみ用は、その用途通りのアイテム。長時間のオフィスワークや立ち仕事でむくみがちなパーツを締め付けない「ゆるフィット」で回復へ導いてくれる。繊維素材による効果はもちろんだが、縫い目がフラットになる縫製技術の採用などで、圧迫感をなくす工夫も施されている。

着用はあくまで休憩時が基本

べネクス

ふくらはぎむくみ用

勘違いしがちだが、同製品は活動時には着用しないのが基本だ。なぜなら、交感神経が活発な活動時に、その反対の作用をもたらすのが役割だからだ。効果を実感しやすい人の場合、着用したまま作業すると副交感神経優位となり、睡魔に襲われることもあるという。従って、首用以外は、休憩中などのちょっとした業務外時間に着用するのが、効果的な使い方となる。

いい仕事をするには、いい休養が必要なのは言うまでもない。昼休みや休憩時間を削って業務に励むのは問題外だが、少しの時間だからとなにもしないと、着実に疲労が蓄積され、慢性的な疲労につながることもある。仕事については今後、長時間働くことよりも仕事の質が評価の軸になる方向で動いており、その意味でもしっかり休み、しっかり休養することがますます重要となる。

最新のデバイスを買い揃えるのと同時に、これからはこうしたアイテムの活用も ビジネスパーソンとして“差”をつけるために必要になってくるのかもしれない…。なお、製品の税込価格は、首用3,888円、腕用4,860円、ふくらはぎ用4,860円で、スポーツ用よりも手軽な価格となっている。販売目標は発売1年で各1万枚。

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