働き方

50代以上男性の3割が抱える下半身問題とは

投稿日:2014年3月28日 / by
表1

あなたは最近3ヶ月以内に尿もれを経験しましたか?(50代以上:ユニ・チャーム調べ)

50代の管理職Mは、頭脳明晰でリーダーシップにすぐれ、おまけにイケメンでファッションセンスもよく女性社員からの人気も高い。だが、実は下半身に問題を抱えている。誰にも言えないその問題とは「尿モレ」だ。ある時は、トイレに間に合わず、パンツに大きなシミを付けたこともある。

さすがにズボンまで染みたことはまだないものの、いつなるかも分からず、最近は脂汗をよくかくようになった。対策といえば、ダーク系のズボン着用をメインにすることくらいだが、抜本的な解決策とはいえない。顔はクールになんとか平静を装っているが、“有事”の際は、Mの下半身は大変なことになっている…。

「尿モレ」は、水道でいえば経年劣化で蛇口の締りが悪くなるのと同じように泌尿器の老化(前立腺トラブルなど)が原因で起こる。それゆえに、実は、悩んでいる壮年男性は少なくない。ユニ・チャームの調査では、50代以上の男性で尿モレは3人に1人が経験。初めての尿モレは約5割が40歳以上で経験している。

どのように尿もれを対処していますか?(ユニ・チャーム調べ)

どのように尿もれを対処していますか?(ユニ・チャーム調べ)

一方、その対策としては、約7割が「ちり紙」で、他を圧倒。次は「厚手のパンツ」だが、わずか1割だ。誰にも知られていなくても、男のプライドなのか、見た目にかかわる対策は回避されている傾向がうかがえる。

もちろん、中には軽い尿モレ専用パッドを使用している人もいるが、割合は8%に過ぎない。体裁にこだわり過ぎて、不十分な対策で処理することで、Mのように脂汗を大量にかく50代が多いとすれば、それは気の毒でもあるし、その内仕事に支障をきたしかねない…。

抜本対策としては、関連筋のトレーニングと薬の服用が一般的とされる。それ以外では尿モレパンツ、尿モレおむつ、尿漏れ防止パッドなどがある。社内ではミスターパーフェクトともいわれ、幹部候補でもあるM。見えない部分とはいえ、“故障”部位があるのは、威厳にもかかわるし、やはり脂汗はかきたくない。まずは、抜本策として、骨盤底筋のトレーングから始めることを決意した53歳のMだった。

 

 

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