特集企画 社員が輝く会社のシカケ
人材を引きつける企業は何をしているのか

人手不足が深刻な中でも、優秀人材を引き寄せる企業は存在する。女性活用に力点を置く企業、シニア活用で人手不足知らずの企業、外国人材が活躍する企業…。カタチは様々だが、いずれの企業にも共通項がある。働く側を最優先に、制約を最小限に働き方を構築している点だ。本特集では、7つの視点から企業の取り組みを紹介し、その“人財力”の一端に迫る。
7つの視点でみる職場活性化の成功法則
社員のポテンシャル引き出すことが、次世代を生きる企業の生存条件
職場活性化に成功している企業は、優れた制度を導入しているのがその理由ではない。そこで働く社員それぞれが、主体的に働きやすさを追求し、その集合体として組織が機能していることが、成功企業に例外なく当てはまる。要するに、制度はあくまで形でしかなく、重要なのはそこで働く社員個々の意識ということだ。テクノロジーの進化で、単調業務をロボットに置き換えることはもはや当たり前の時代。いかに人間が人間らしい仕事をしてそのポテンシャルを発揮できるかが、企業の生命線となる。それはつまり、社員が輝く会社こそが、優秀な人材を呼び込み、優れたサービス/製品を生み出し続けられるということだ。