働き方

デスクワークで丸まりがちな姿勢をほぐす

投稿日:2017年6月23日 / by

プロアスリートと会社員の二足のわらじを履く星考案の独自メソッドで“生産性向上”


トップFリーガーながら、会社員の顔も持つ「プレイイングワーカー」の星翔太氏。現役アスリートだからこそ、職場でもコンディショニングには敏感だ。デスクワークで凝り固まりがちな身体を、最小限の動きで快調に戻す星氏考案の独自メソッド「星トレ」。瓦版ではその極意を定期配信。コンディショニングの観点からビジネスパーソンの“生産性向上”をサポートする。今回のテーマは、デスクワークの“悪姿勢”の予防。

【レッスン2】

デスクワークで丸まりがちな姿勢にアプローチ

今回は【デスクワークで丸まりがちな姿勢にアプローチ】するメニューです。
デスクワークをしているとどうしても、背中が丸まりがちです。そうなると筋肉が硬直して肩が凝りやすいですし、呼吸も浅くなってきます。当然、仕事のパフォーマンスは低下します。

そうなる前にやることで、デスクワークにとっての“悪姿勢”はかなり軽減できると思います。

最初は丸まってしまう身体のリセットを目指しましょう。リセットとは、身体にとって自然で良いと言われているポジションに戻す事です。

【リセット方法】

①まずは写真のように写真の手が置いてある部分を押したり、さすっていきます。普段触らない、眠ってしまって凝り固まっている部分に刺激を入れていきましょう。

◆手のある場所:鎖骨の下の部分を肩側になぞって肩にぶつかるところにある筋肉。
【ポイント】 指定した部位の周辺をマッサージするように押すこと

②次は胸の周囲です。

◆手のある場所:鎖骨の下の部分を胸側になぞって、中心の硬い部分に触れたところ。
【ポイント】硬い部分の両側を上下にさする。強く押さない。

③さらに下がって今度ははろっ骨です。

◆手のある場所:肋骨の間
【ポイント】 肋骨の間にも筋肉があるので、肋骨に沿ってさすっていく。強く押さない。

④最後はろっ骨の横側です。

◆手のある場所:脇の下、身体の横側
【ポイント】肋骨に沿ってさする。上下にさする。強く押さない。

どうですか? 力加減によっては痛いかもしれませんが、とても気持ちいいと思います。

【まとめ】

デスクワーク中はモニターに集中するあまり、姿勢が崩れがちです。知らぬ間に背中が丸まってきます。その結果、肩が凝ったり頭が重く感じたりして、効率が下がってきます。不自然な体勢になっているわけです。これが常態化してくると、本来使うべき筋肉が使われず、“悪姿勢”が身についてしまいます。今回は、そうして眠ってしまった筋肉に触ることを心がけ、筋肉が硬い部分、今まで使えていなかった部分に刺激を入れます。それによって、緊張がほぐれたり、無駄な力が抜け、姿勢が修正されやすくなるワケです。気分転換したい時や、疲れたなと思った時は是非やってみてください。
(続く)

⇒星氏のメルマガ 週刊「プレー&ワーカー」より転載


<星翔太>
1985年11月17日生まれ、31歳。東京都出身。Fリーグ・バルドラール浦安所属。暁星中学・高校を経て、早稲田大学に進学。在学中にサッカーからフットサルに転向し、現在に至る。スペイン1部リーグで2シーズンプレー経験があり、2012年6月から浦安に復帰。3シーズン連続でチームキャプテンに指名された。2016年からは、Fリーガーの傍ら、アスリートの働き方改革を目指し、エードットで会社員としても勤務。「プレイイングワーカー」として、ピッチとオフィスを往復する。

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