働き方

男と女の働き方

投稿日:2014年4月17日 / by

お毒 「3倍返しよ!」。なんて期待してたんだけど、初回は割と穏やかな内容だったわね。日テレの水10「花咲舞が黙っていない」。

猫田先生 原作者も同じで、銀行が舞台だし、“女半沢”なんて煽りもあったしな。しかし、政府が女性活用を進めようという中にあっては、その真逆を行く第一話ではあったな。自分の出世にはベテラン女性は高給だから不要だなんてな。辞めさせるためにパワハラ、セクハラ、女性差別…のフルコースだもんな。また銀行のイメージが悪くなりそうだぜ。

毒舌家

お毒 そこを主人公が変えていく痛快ストーリなるんじゃないの。これから悪徳常務が暗躍しそうだし…。

物知り

猫田先生 とりあえず初回は17.2%だったみたいだから、好発進ではあるな。それにしても前々回のダンダリンもそうだし、フジの「ブラック・プレジデント」しかり、ドラマに出てくる職場はろくなところがねぇな。世相を反映してるってことなんだろうけどよ。

お毒 いま儲かってて活気がある職場を舞台にしたドラマなんかやったら、現実離れしてる、なんていって引かれちゃうでしょ。仕方ないわよ。

猫田先生 ところで同じ日にSTAP細胞のキーマンの会見があったよな。ここでもやっぱり男の保身のイメージが強く残ったがな。

おっちょこちょい

お毒 まるで浮気の潔白会見みたいだったわね。何度も食事に行ったけど、男女の関係はない、みたいなね。なんでオトコはああいう時いつも釈然としないのかしらね。割烹着さんの方がよっぽど潔かったわよ。

猫田先生 組織に対するスタンスが男女で違うんだよ。上を見るのがオトコで横を見るのが女性。オトコにとっちゃ上ににらまれた人生が終わる、くらい危機感をもってる。女性の場合はそれよりも他の人からの同情や支持があることが大切なんじゃねぇかな。

お毒 だからこれからの働き方においては、オンナが重要になってくるのよ。上司のためじゃなくてみんなのために頑張る。「グローバル」や「多様性」をキーワードにした働き方においては、女性が力を発揮しやすいハズなのよ。政府もその辺に期待してんじゃないのかしら。

猫田先生 花咲舞とオボカタさんがこれからそれを示していくのかね。逆にいうと、男の方はかなりの意識改革をしねぇと大変なことになりそうだな。いっそのこと、女性トップをどんどん増やして、男性社員はしもべに徹っしさせるという構造にするのもいいかもしれんな。最初は反発もあるかもしれんが、男女の精神構造を考えると意外とうまくいくかもしれんぞ。まずは女性総理を誕生させることが先決だな。

伝衛門 アッシはサッシ―に投票するでやんす。 

お毒 アンタ「総選挙」を勘違いしてるんじゃないの。そもそも、アンタ住所不定だから選挙権ないでしょ。

猫田先生 女性が活躍する社会は世界的には常識だし、そういう社会は住みよい社会にもなるだろう。うまく浸透していってくれればいいけどな。しかし、男女雇用機会均等法が制定されたのは1986年4月。30年近くたってこの現状じゃ、どうしてもあまり期待はできんのだがな…。

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