調査で分かった意外な“出世のコツ”
「脱かくれ老化(tm)プロジェクト」実行委員会は、2013年4月、40~50代の役職者および
一般社員それぞれ200名ずつ合計400名を対象に、「かくれ老化(tm)」に関するインターネット調査を実施した。その結果、意外な“出世のコツ”が浮かび上がってきた。
調査ではまず、40~50代の役職者200名と、一般社員200名に「かくれ老化(tm)」チェックを実施。その結果、「かくれ老化(tm)」該当者は、一般社員が47.5%だったのに比べ、役職者は37.5%と、10%も低いパーセンテージだったことが分かった。
次に役職者・一般社員のそれぞれに「あなたは普段どのくらいの頻度で運動を行なっていますか?」と質問。その結果、「最低でも週1~2回以上の運動をする」と答えたのが、一般社員は約33%に留まったのに対し、役職者は約50%と、1.5倍もの人が、週1~2回の運動をしていることが分かった。
このことから、役職者は日常的に運動習慣があるために、「かくれ老化」が少ない。逆にいえば、運動習慣は出世につながる、という法則が見出せる。もちろん、そんな単純なものではないだろうが、自分を律することができると考えれば、あながち無根拠ともいえないかもしれない。
なお、「かくれ老化」とは、細胞や組織の劣化から体の内部で静かに老化が進行し、30代までは気にならなかったカラダの様々な部位に現れる小さな困った変化、と定義されている。具体的には、筋肉・骨・関節といった運動器や、髪・爪・歯・肌など外見的な部位の変化を指す。