働き方

ウンを磨いて運もアップ

投稿日:2013年8月6日 / by

携帯型ウォッシュレット同僚の営業マンHは外出先でのトイレに関しては、かなりのデータが脳みそに詰まっている。理由は、ウォシュレット式でなければ、「気持ち悪くて大便ができない」ためだ。外周りの多いHは、外出先でもよおすと、近辺のウォシュレット式トイレの位置を瞬時に弾き出し、駆け込む。運悪く近くになければ、ガマンだ。

野グソでも平気な野性的なMからすれば、「なにもそこまでウォッシュレットにこだわらなくても…」と腹痛をこらえながら、青白い顔で非ウォッシュレット式トイレの前をスルーするHの潔癖ぶりに半ばあきれている。少数派ながらも、そうした絶対ウォッシュレット派は、確実に存在する。

パナソニック(株)は、温水洗浄便座の設置が無いトイレでも快適におしりを洗浄することができる携帯用おしり洗浄器「ハンディトワレ・スリム」DL-P300(収納時の寸法:高さ15.4cm×幅4.5cm×奥行4.5cm)を2013年9月21日より発売する。同製品は、Hのような絶対ウォッシュレット派にとっては、非常に重宝できる一品といえそうだ。

使い方は簡単だ。タンクを少し回して引き抜き、給水線まで水またはぬるま湯を注ぐ。次にタンクを本体に挿入し確実にロックしてノズルを引き出す。これでセッティングは完了だ。あとは、前方または、斜め後方から噴水し、洗浄する。

携帯型ながら、強弱は2段階で、ノズルも5つ穴の標準型と7つ穴のソフト型の2種類あり、好みや用途に応じて使い分けが可能。ありがたいのはペットボトル直結方式が採用されている点だ。その名の通り、ペットボトルを専用のアダプターで本体と結合させ、タンクに代わって使用できる。外出先でのタンクでの水の出し入れは意外に面倒であり、恥ずかしさもある。ちょっとしたことだが、気の利いた機能といえる。

静音式で乾電池式であり、さらにカラーバリエーションも6色と豊富に揃っており、どんな状況でもどんなタイプの利用者にも使いやすい配慮が行き届いているといえるだろう。

国内の温水洗浄便座の普及率は70%を超える。家庭はもちろん、公共施設、商業施設での設置も拡大している。それだけに、「ない」場合のショックは大きいようで、Hはそのせいでパンツを汚したこともあるという。この製品によって、Hのウンはいつでもどこでも磨かれ、脳みそにも空き容量ができる。

“ウォシュレット式トイレ難民”の救世主といえる機器の登場で、絶対ウォッシュレット派ワーカーにとっては、他人にはわからぬ悩みが解消され、仕事ウンアップも期待できるかもしれない。

読み物コンテンツ

働き方白書について
仕事相談室について
極楽仕事術について
三者三様について
戦略的転職について
用語集について