働き方

女性活躍を実現するのに本当に必要なもの

投稿日:2015年1月15日 / by

お毒 15年度の予算案には女性の活躍推進関連に1000億円が割かれるそうね。政府の本気度がうかがえる反面、効果があるのか疑問もあるわね。

猫田先生 消費税増税分なんかを回すようだが、なんかちょっと違う気もするよな。働く女性の多くが非正規という前提のもと、正社員に昇格希望の女性を支援するための予算とか、企業が非正規から正規への転換を進めれば出す助成金を増額するとかって、本当の意味で女性活躍推進に機能するのかってことだよな。

毒舌家

お毒 助成金目当てに正社員化なんてことになりかねないわね。会社にとっては戦力としてでなく、“カネ”目当ての正社員化。つまり偽装正社員が増えて、かえって女性が働きづらくなりそう…。そもそも、女性に非正規が多いのは子育てでフルタイム働けないからなんだし…。4時間正社員の会社なんかもあって、本当に女性を戦力として考えてる企業は言われなくてもいろいろやってるからね。

物知り

猫田先生 瓦版でいま女性の昇進についてアンケート調査を実施してるんだが、7割くらいが出世欲は「ない」と答えてる。理由は責任を背負いたくないってのが圧倒的だな。そうした実態を踏まえても、なんかズレてる感じは否めないな。

お毒 結局労働力不足を補うために、いま塩漬け状態の女性を活用しようってのが根底にあるワケで、女性自身がもっと働きたいって積極的にアピールしてるわけじゃないのよね。そこが全ての元凶でしょうね。

猫田先生 問題の本質は人口減少。ということは少子化対策に予算をつぎ込むのが一番まっとうなんだな。ただ、それにたっぷりと予算をつぎ込んだとしても効果が出始めるは20年以上は先。政府としちゃ、分かってはいても優先順位は下げざる得んのだろうな。

お毒 もっとオカマ活用に予算割いてくれないかしらね。多様な社会実現推進助成金なんかでさ。その方がよっぽど、企業にとってはメリットがあるんじゃないかしら。オカマの感性は本当すごいんだから。

猫田先生 政府の組む予算は、もちろん適正に使ってほしいが、なかなか本当に必要なところへいかんもんだよな。結局、助成金を出すことで表面上は、施策が成功したようなデータが年度末には出てくるんだろうが、それは実効性はあまりない数値でしかない。毎度この繰り返しだから、結局なんも変わらんのだよな。「地方創生」も似たような結果にならなきゃいいがな…。

おっちょこちょい

お毒 助成金を払う仕組みを変えたらどうかしら。助成金からみの事案が、1年後もちゃんと機能していたら満額支払うの。最初は1割だけ。無条件で払うから、“助成金”詐欺みたいなことが起こるのよ。それでなくても景気が悪いんだからさ。もらえるものは欲しいのよ、どこだって。

猫田先生 対処療法としては悪くないかもな。あとは、今回の女性活躍に割かれる予算の使い道として、女性の生き方や働き方について行政の支援策なんかを集約するサイトの新設もあるみたいだが、こういう無駄なものをつくらない感覚を磨いてもらわないと。政府には頑張ってほしいだけに、何とか報われる力の入れ方とカネの使い方をしてほしいもんだね。

お毒 そもそも「女性の活躍」なんて、漠然としすぎててものすごく難しいテーマよね。そこには多少の同情はしてあげるわ。

伝衛門 自由人の活躍に助成金はないんでやんすか。

猫田先生 ハローワークに行ってきなさいっ。

 

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