働き方

年代別に見る「仕事を辞めたい」気持ちに喝!

仕事を辞めたいと考えている人は、多種多様存在するが、年代別で辞めたい気持ちも変わってくるはずなので、転職を考えている人へ世代別にアドバイスを送ろう。

★25歳未満の「辞めたい」人

それは甘えである!社会にもっと揉まれよう。不満の無い会社などは存在しない。なぜなら1日の1/3以上を費やし集団生活するのだから、自分に100%合った会社や働き方、仕事を得ることなど不可能である。それをしたければ独立するか、個人事業をするしかない。そのような状態で、転職したところで、今の不満は消えても新しい不満が生まれてくるだろう。長く会社にいることで見えてくる経営や事業、妥協点があったりするものだ。一時の感情で人生設計を左右することは避けるべきである。

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★25歳以上30歳未満の「辞めたい」人

一通り仕事も慣れて、自分を“一人前”と自負し、会社を見下したりしていないだろうか?「うちの会社はさぁ…」なんて周りに嘯いたりしていないだろうか?経営とは清濁併せ呑むことで様々な要因の中でうまくやっていくもので、決して入社3年で見えてくるものではない。もちろん野心的に考え、今バイタリティのあるうちに社内起案を繰り返したり、新しいことにチャレンジすることはとても良いことだ。正論はいつだって人を惹きつける。しかし、様々な問題を抱えながらも成功に向かって進めていくのが会社である。あなたひとりが100mを10秒で走るより、全員が100mを12秒で走れたほうが会社としては強くなるのだ。従って、自分だけの理想を追うだけでなく、誰か(同僚や部下)の理想や成功を導き出すことを仕事に変えてみれば、また違った角度で仕事を見ることができるかもしれない。このことが鼻から理解出来ない人は…辞めておこう(笑)。
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★30歳以上35歳未満の「辞めたい」人

職を変えるラストチャンスといわれている。家族を犠牲にすることがない、収入に影響しない、前向きなチャンスなのであれば思い切って仕事を辞めるのも一つの手だ。但し、「仕事を辞めたい」のではなく「次のこの仕事をしたい」のを理由にした方が建設的である。つまりネガティブ発想ではなく、ポジティブ発想であること。そうでないと絶対失敗してしまう。逆に言うと、いいトシしてネガティブ発想で辞めるなんて人間性として成熟していない証拠なのである。
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★35歳以上の「辞めたい」人

「辞めること」を考えることすら辞めてしまおう。35歳以上で仕事を辞めたければ、独立・開業するかヘッドハンティングするか天下るか…いずれにしても真っ新な転職は避けるべきである。「転石苔むさず」…もとい「転職苔むさず」である。むしろ10年以上働いてきた方向性を反省しつつ、今までの自分のキャリアを足し算感覚で捉え、この先にどうあるべきか考え直すことが重要だ。そのトシでキャリアをご破算して良いことは全くと言っていいほどない。この年齢になってくると、人間は野心や活動力、積極性、動体視力、思考回路等、様々なところで衰えてくるのだ。それを補うのは経験や実績である。そんな経験や実績を棒に振ってはいけない。

以下の記事では、53歳で転職を考えた男性へ働き方のプロが助言を与えている。
高齢になってからの転職を考えている方はぜひ参考にしてほしい。

53歳で“最後の転職”を検討しています

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