働き方

眠気を覚ます定番!ガムやタブレットはどのぐらい効くのか?

眠気を覚ます方法として、「噛む」ことが良いとされている。何かを歯で噛むことは脳により多くの血液を送り、脳の働きを活発にするのだ。大事なプレゼンの前や商談の前、また車の運転中など、集中したいときにものを噛むのは良いとされている。

他にも、ミントの効果やクエン酸の効果など、口に含んで食べることで眠気が吹き飛ぶアイテムを多数集めてその効果を検証してみた!

ガム

仕事中に眠くなったときの定番アイテムが、このガムだ。眠気を覚ますには、席を立って散歩をしたり、隣の同僚と楽しいおしゃべりでもしたいものだが、仕事中はそうもいかない。そこで、誰にも迷惑を掛けず、かつ目立たない動作で口までもっていけるこのガムは社会人に重宝されている。

メガシャキガム(ハウスウェルネスフーズ)★★★☆☆

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ドリンクに比べて刺激が口の中に広がるスピードが速く即効性はある。一粒一粒が大きいので、食べ応えも相当なものだ。中にパウダーが入っており、これが一番の刺激の元となっている。刺激の持続性はなく、ガムの味が薄まった時点で眠気覚ましとしての効能も消えて、口の中ではただ単にやわらかいガムとして残ってしまった。(編集・岩)

フリスク ガム(クラシエフーズ)★★★☆☆

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味:噛んで一口、フリスクのミントとメンソールが咥内に広がる。ほかの粒ガムと比べて一粒が大きく噛み応えがある。タブレットと比較すると味が長持ちするのが利点だ。ただしタブレットのように何粒も同時にというわけにはいかないので、即効性ではタブレットに軍配があがる。感想:フリスク(ペパーミント)がガムになった。日本市場のために開発したとされるフリスク・ガムは、あか抜けした缶に入っており、あなたの殺風景なデスクに花を添える(かもしれない)。缶の裏側には紙がついており、メーカーの心配りも伺える。(編集・岩)

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LOTTE BLACK☆BLACK(LOTTE)★★★☆☆

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ロッテの板ガム。ミントのメンソールが効いており、「眠気スッキリ」の宣伝文句に偽りなし。甘さは控えめ。清涼感はエナジードリンク以上、タブレット以下と言ったところか。ガムは噛み続けることで脳細胞への血行促進が期待できる。アスリートが試合中にガムを噛んでいるのも、集中力を維持するためだ。ただし、味のないガムを噛み続けるのは苦痛で、かえって眠気を誘うかもしれない。また難点をあげるとすれば、板ガムは粒ガムと比べて出るゴミが多い。(編集・柴)

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Clorets シャープミント(モンデリーズ・ジャパン)★★★★★

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いつもは、ガムと言えばフルーツ系の甘いフレーバーを選んでいたため、辛いガムを食べることはなく、眠気に対する効果も甘く見ていました、、、が、ばっちり眠気が吹っ飛びました!
辛くてスースーするため、鼻がよく通るようになる→酸素がしっかり入ってくる→脳に酸素がいきわたる→目が覚めるという原理でしょうか。座ってパソコンと向かい合っているとどうしても呼吸が浅くなりがちですが、そんなときにこのガムを噛むと、鼻からスースーした酸素が流れ込み、頭がすっきりしてきます。また、食感が固いため、はじめにしっかりとかみ砕くという動作が入ることも目が覚める理由のひとつかもしれません。(編集・清)

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梅干し

すっぱさで眠気が吹き飛ぶのでは?という単純な理由で梅干しをピックアップしてみた。もしも眠気に梅干しが効果的なら、栄養がありヘルシーなので一石二鳥の超優秀食品ということになる。

カリカリ手割り梅(ファミリーマート)★★★★☆

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梅干しは、効果的でした!
梅干しなので当たり前ですが、とにかくすっぱい。顔がゆがむくらいにすっぱいので、眠気を忘れてしまいます。それだけでなく、すっぱさのおかげか、いくつか食べているうちになんとなく頭がすっきりしてきます。
そして、ファミリーマートのカリカリ手割り梅は肉厚で歯ごたえがいいので、ザクザクとした食感も楽しい。それもまた睡魔を吹き飛ばす一因になってるのかもしれません。ただ、カリカリ梅の袋を開けたままにしていたところ、隣の(編集・岩)から、「すごい臭いがします」と突っ込みを受けたので、袋の開けっ放しには気を付けてください。(編集・清)

横浜中華街 萬福臨 ほし梅(トモサン)★★★☆☆

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梅の姿かたちをみるだけで、そのすっぱさを想像し唾液が出てくる。この脳内に起こる刺激で目が少し冴えてくる。ほし梅を口に入れると思い切り甘さが広がる。まずこれで面食らう。苦手な人は苦手な味、というよりヴィジュアルから想像していたものと違う味がすると、脳は想像以上に驚くらしい。原料には、「アスパルテーム」「ステビア」といった原料がかかれているのでこれらがダイレクトに口内に広がっているのであろう。

その後、しゃぶっているとドンドン梅らしさが味としてでてくるのだがすっぱさは全く感じない。気付いたときには種だけが残っていた。一粒目はそういった手品のような新鮮さのおかげか目が覚めたが一度、種明かしをされてしまえば、二度目はそこまで驚かないだろうというのが正直な感想である。(編集・岩)

梅干しの栄養を調査してみた

梅干には、すっぱさのもととなっている「クエン酸」が含まれている。このクエン酸の効果としては「疲労回復」、「抗酸化作用」、「新陳代謝の向上」などが挙げられる。特筆すべきは疲労回復だ。眠気は疲労が原因となることもあるため、眠気覚ましに梅干しを食べることは理に適っている。クエン酸は疲れを引き起こす乳酸を抑制することで疲労回復の役割を担うのだ。

また、梅干を口に入れたときに出てくる唾液には、バロチンというアンチエイジングに適したホルモンが含まれている。バロチンは、内臓、骨、筋肉などの生成に役立ち若さを保ってくれるため、とくに女性は注目したいところ。ただし、梅干には塩分が多く含まれており、食べ過ぎると高血圧の原因となるため注意したい。

タブレット

ビジネスマンのお供「タブレット」も眠気覚ましには効果的だろう。甘みの強いフルーツ系のものは、口が寂しいのを紛らわすため、辛みの強いものは気合を入れるために食べられる印象。フレーバーが豊富で、よく新商品が発売されるため、選ぶのも楽しい。

MINTIA BREEZE(アサヒフードアンドヘルスケア)★★★★☆

mintia

ミンティアのタブレットがでっかくなった!「M」の刻印が映える一粒が通常の3倍程度の大きさとなったミンティア・ブリーズは、味はそのまま、持続時間が大幅にアップした豪華版。1粒5分と謳われる清涼感は、従来の小粒には付き物だった(と思う)口寂しさを補ってくれる。口に入れた感じは「小さな飴」で、CMのように人の目を盗んで口に放り込むといった、ある意味クールさには欠けるかもしれない。これまでのタブレット同様携帯しやすくゴミが出ないという点では◎。(編集・柴)amazonで購入

ミンティア ドライハード(アサヒフードアンドヘルスケア)★★★★☆

mintia

ミンティアのなかでも最も辛い部類に入る「DRY HARD」。まず一口、辛い。間違いなく甘さよりも辛さが上回っている。メンソールは清涼感があり、一粒でかなりの効力がある。個人的には3つ同時に食べるのが限界だった。
エナジードリンクのように持久力へは直結しないが、強い清涼感で即効性がある。小さいので携帯しやすく、すぐに取り出してすぐに食べられる、またゴミの出ないところもポイント。(編集・柴)

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FRISK BLACK MINT(クラシエフーズ)★★★☆☆

frisk

フリスクが舌に触れると痛いです。パッケージからも想像がつくように、かなり刺激が強いので、2度目からは口に入れるのが怖くなります。もちろんこの刺激と清涼感で、目は覚めます。
ただ、噛むという動作がないぶん、やはり眠気覚ましとしてはガムの方が優秀かなと思いました。ガムはしばらく噛み続けるので、眠気覚ましの持続性が期待できますが、タブレットは溶けてしまえばまた眠気がやってくることも。私にはできませんが、もしもフリスクを何粒も口に入れてボリボリとかみ砕くのなら、一瞬で眠気を忘れられるかもしれません。(編集・清)

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FRISK COLA MINT(クラシエフーズ)★☆☆☆☆

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黒いパッケージに騙されて購入したが、完全にコーラ味のフリスクであり、眠気には全く効果はなかった。コーラミントとは書かれているが、コーラが強すぎて、ミントの部分はどこに行ったのかわからない。味はまずいわけではないので、次々と口に運んでしまい一時間以内に50タブレット全てが無くなってしまった。(編集・岩)

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グミ

スナックやチョコレートほどカロリーは高くなく、かつ噛みごたえがあるので、眠気覚ましにぴったりのお菓子ではないかとチョイスしてみた。コンビニで見ると種類が豊富で、次々と新商品が登場するのもポイントが高い。

GumiGuum(UHA味覚糖)★★☆☆☆

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弾力はかなり固く食べ応えがある。一つ一つの粒が小さいため、あっという間になくなりそうな危機感を覚えた。味はガラナコーラという名前の通り、少し薬臭く絶妙な不味さがそこにあった。シゲキックスシリーズの割に決定的な刺激はなく、成分で眠気に勝負を挑んできた形の商品だが、即効性には欠けている。あとからじわじわと効いてくるタイプかもしれない。(編集・岩)

シゲキックス 白いラムネ(UHA味覚糖)★★★☆☆

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硬いグミとして有名なシゲキックスだが、それ以上にすごいのはグ身の回りについたパウダーでこれがピリピリと口内に刺激を与えてくれる。確かにこれは目が覚めるほどの酸味である。酸味なのか辛味なのか痛みなのかがわからないぐらいの刺激である。刺激の後には程よいグミの甘さが待っているので、気持ち的にはほっこりするのが特徴的。硬いグミをかむことによって脳みそも刺激されるので、眠気覚ましには効果がある。(編集・岩)

アメ

眠気覚まし=アメという概念がなかったが、刺激的なフレーバーもあると知り、検証することにした。アメをガリガリ噛む派は、仕事中に周りに不快感を与えないように気を付けて食べて欲しい。

HALLS ICE CUUBE. CITRUS MINT(モンデリーズ・ジャパン)★★★★☆

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突き抜けるような清涼感でおなじみのHALLSがタブレットになった。「HALLS ICE CUUBE. CITRUS MINT」はレモンフレーバーのメンソールが効いたHALLSの縮小版。ほかのタブレット化した商品と同様、持ち運びに便利でゴミも出ない。眠気対策として、何粒か一緒に噛むと効果が期待できそう。試しに3つ同時に食べてみたが、なかなかインパクトがあった。そもそもは飴なので、噛まない=脳に酸素を送らないという点ではガムに劣るかもしれない。一度に得られる清涼感としてはミンティアのブラックと同程度。持久力よりも瞬発力に優れる。(編集・柴)

チョコレート

チョコレートといっても、甘いものでは余計に眠くなるのではないかと思い、苦みの強いカカオ86%のものをチョイスした。さて、果たしてカカオの苦味は、眠気を吹き飛ばしてくれるのだろうか。

meiji チョコレート効果 CACAO86%(meiji)★★☆☆☆

chocolate

チョコレートに含まれるポリフェノールが体にとてもいいといわれていたのは、もう過去の話。最近ではポリフェノール自体の健康効果に疑問の声も上がっているのだが、ここでは語る必要のない話なので割愛しよう。チョコレート効果、一口食べてみて感じた感想は「苦い」という一言に尽きた。やはり脳みそって奴は素直なもので、チョコレートの姿かたちを視界に入れるだけで「甘い」とか「おいしそう」と判断するはずなのにストレートに苦味を食らうと、とてもショックを受けることが身を持ってわかった。この苦味で目はばっちり覚めたが、口の中で時間とともに蕩けていく苦味成分と戦っているうちに、眠気に負けるというよりも、意識が遠くなりそうになったのは言うまでもない。

なかなか二つ目に手が伸びない一品。巷では牛乳と一緒に摂るとよいであるとか、甘めの紅茶やコーヒーと一緒に摂るとよいといわれているが、そんな優雅な気持ちには今の段階では浸れそうにない。(編集・岩)

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食べものの場合は刺激とニオイに注意

口に何かを含んで眠気を覚ますという方法は、確かに効果的であることがわかった。特にミントの成分が強いものの方が、眠気には効果を示すようだ。しかし、あまりに刺激が強いと、眠気を覚ますだけではなく刺激に負けて何もできなくなる可能性もある。
また、食べ物を口に含むと、食べ物のニオイが口に付着し周りの人に不快感を与えることもあるので注意してもらいたい。今回は検証の中に入れなかったが、「するめ」なども眠気覚ましに効果があると言われるもののひとつであるが、仕事中に食べることに適していないので、除外したという経緯もあるのだ。

周りの人に不快感を与えずに、自分の眠気を覚ます方法を是非模索していただきたい。

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