働き方

転職活動で重要なのは第三者目線!

転職活動における最後のアドバイスとして、今まで紹介したポイントをおさらいしましょう。たとえ事前準備が万全だと思っていても、履歴書や職務経歴書に書き漏れがあったり、緊張のあまり面接で失敗してしまったりしては、費やした苦労が水の泡になってしまいます。最後まで気を抜かない心構えは欠かせません。

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転職の一連を頭に入れた上で自分を振り返る

以上を踏まえて、改めて高校生から自分を知るようにしていくと、どういう知り方をしなきゃいけないのかっていうのが見えてきます。しかし正直に自分と向き合うだけ、自分のマイナスは必ず出てくる。そうなった時に、どうやってポジティブな言い方に変えていこうかという、テクニックの部分も必要になってきます。

履歴書や職務経歴書には真実を書こう

そしてもちろん、働いてからお互いが不幸にならないように、履歴書や職務経歴書には嘘を書かない。そもそも嘘を書いたら、冒頭でお話したような自分の市場価値なんて見えなくなってしまいます。転職するのがやたらうまくて、転職するたびに給料を上げる、逆にそうじゃないと給料が上がらないという人もいます。そういう人は大体自分を過大評価したアピールが上手いだけです。嘘じゃないにしても、言っていることとやっていることがあまりにもかけ離れていることもあります。そんな人は、自分の市場価値というよりも、市場価値の高い人物像を知っているだけです。

第三者に客観的に見てもらうことが必要

最後になりますが、面接に挑む際は、必ず第三者にチェックしてもらうことをおすすめします。私はコンサルティングで相談を受けると、面と向かってその人の人となりについて何時間も話し合います。その上で履歴書のフォーマットを決め、文章チェックを行い、仕上げに面接練習をします。

話し方や伝え方には、自分では気づけないウィークポイントが誰にでもあるものです。そのため私は、面接官からその人がどう見えているかを細かくチェックして指摘していきます。内容に対しても例えば「その喋り方だと、具体的にどう機能するのかイメージ付きませんよ」というように、どう伝えるかを一緒に考えていきます。

転職活動においては必ず第三者の目線が役立ちます。「他人から見えている自分」を見てもらって、そして評価してもらってください。コンサルティングサービスを使ったり、信頼できる友人に付き合ってもらったりするのも良いでしょう。

転職するという話をなかなか近くの人にすることは難しいことです。ましてや、同じ会社で働いている人に見てもらうことなどできるわけがありません。そういった時にエージェントサービスを利用することが、とても有効になります。あなたのことを何もわからない人が、書類を持って能力判断をするわけですから、第三者の目を入れるという意味では、とても役に立つでしょう。

エージェントで一番有名な会社としてリクルートエージェント
があります。案件もたくさん持っているので、キャリアプランを話したり、自分のスキルに対してのニーズを話したりするのには丁度良いでしょう。

kawara自身も多くの面接をしながら、経営、事業、インターネット、転職などのコンサルティングを請け負う「ふわふわビジネスブログ」著者の清野剛氏

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