
仕事のモチベーションを上げるための6つの方法
モチベーションを上げるためにひと工夫してみる
仕事にモチベーションを見出してみると、日々の生活がさらに充実するだろう。ここでは、「仕事にモチベーションを見出したいが、いまいちうまくいかない」という人のためにより良い方法を紹介する。
尊敬できる人を見つける
自分の将来の姿を明確に思い描くことはできるだろうか?誰にとっても難しい作業だが、しかしロールモデルがひとりでもいればまた違ってくる。まずは周囲を見渡してみて、「この人のようになりたい」という人を見つけることから始めるといい。
目標を設定することで、具体的な努力の方法が見えてくるため、モチベーション高く仕事に取り組むことができるはず。しかも悩みがあれば相談できたり、成長するためのアドバイスをもらったりすることもできるだろう。
できるだけ細かく目標を立てる
仕事をする上で詳細な目標を立てるのは、モチベーション維持に効果的だ。年の初めや誕生日に1年の目標を立てる人は多いだろう。それももちろん大切だが、できれば月単位、週単位で目標を設定するといい。細かく目標を立てることで、中だるみをすることがなくなり、達成回数も増えるため、より大きなやりがいを感じることができるだろう。目標を持っていなければ、モチベーションはもちろんのこと、仕事を効率的に進めることができなくなり、仕事ができないという事態に陥る可能性もある。
積極的に発言する
チームにでも会社にでも、自分の意見が反映されることで、仕事に対するモチベーションはグンと上がる。自分の意見を主張できない人は、まずは無理やりにでも何か発言してみなければ始まらない。すべての仕事において、自分もチームの一員なのだという意識を持って取り組まなければいけない。
友人と仕事の話をする
他の会社で働く人の話を聞くことで、良い意味でこれまでの常識が崩れることがある。人のやる気に刺激を受けたり、悩みを相談できたりと、仕事のモチベーションを高める良い機会となるだろう。
友人と一緒にいるときにでも、たまには仕事の話を切り出してみると良い。普段は仕事の話をしない人からでも、思わぬ収穫を得ることがある。視野を広く持ち、様々な人の話を聞いてみることは、とても大切なことなのだ。
上司にアドバイスを求める
「モチベーション高く仕事をしたいけど、どう頑張っていいか分からない」という場合、思い切って本音を上司に相談してみるのもありだ。むしろ上司からすれば、部下のやる気が見えて嬉しい。
例えば、他に挑戦したい仕事があるなら、やりたいという意思を伝えてみるのもいい。じゃあ任せてみようという気持ちになることもあるかもしれないし、そこへ移るにはどうすればいいかについてヒントをくれるかもしれない。何か迷いや悩みがあって、それをポジティブな方向へ転換したいなら、包み隠さず上司に伝えてみよう。上司に苦手意識を持っている人もいるかもしれないが、まずは伝えてみなければ何も始まらない。
新たなスキルを身に付ける
新たなスキルを身に付けることも、モチベーションを上げる要因のひとつになる。成長することは、更なる成長欲求を生み出すのだ。そして、スキルを身に付ける方法のひとつとしては、資格を取得するという方法がある。
MOS
(詳しくはMOSはビジネスに直接役立つ資格)
介護福祉士
(詳しくは介護福祉士は人の生活を支える仕事)
TOEIC
(詳しくはTOEICは英語力を証明する資格)
医療事務
(詳しくは医療事務は医療現場を支える仕事)
社会保険労務士
(詳しくは社労士は企業と労働者の強い味方)
色彩検定
(詳しくは色彩検定を取って色の専門家になろう)
行政書士
(詳しくは行政書士は書類作成のスペシャリスト)
資格を取ることは、仕事においてスキルアップをするための良いきっかけとなる。ここでは、いくつか人気の資格をピックアップして紹介しているので、気になるものはチェックしてみて欲しい。
そもそも仕事にモチベーションは必要か?
ここまで、モチベーションを高める方法について紹介したが、少し原点に立ち返ってみる。そもそも、モチベーション高く仕事をすることは、社会人にとって必要不可欠なのだろうか?ということだ。
一般的に「仕事には高いモチベーションを持って取り組まなければいけない」という風潮があるため、そうでない人は「自分は間違っている」と思ってしまう。しかし、仕事に誠実に取り組んでいる限り、モチベーション云々に関しては個人の自由ではないだろうか。
モチベーションとは聞きなれた言葉だが、思っているよりも、モチベーションを高く保つことは難しいのだ。
仕事を問題なくこなせていればそれでいい
プア充という言葉を出すと極論に聞こえるかもしれないが、社会人の中には少なからず、昇進も昇給も望まない人がいる。このような人にとって、プライベートの充実こそが人生の生きがいであるため、仕事においてモチベーションを上げたいと考えることはない。一刻も早く仕事を片付けて、帰宅したい。もちろん飲み会に参加するなどもってのほか、というわけだ。
しかし、仕事に手を抜いているかと言えばそうではない。
仕事は仕事で、役割をきっちりと果たしている。なぜかというと、プライベートが充実していれば仕事をしている時間にも耐えることができるから。つまり、仕事を頑張るためのモチベーションを、プライベートに見出している人なのだ。
仕事に行きたくないと思ったりもするが、それでも会社から帰宅した後に楽しみが待っていると思うと、重い腰を上げることができる。そして、それで満足している。
要は仕事にモチベーションを求めたい人は求めればいいし、そうでない人は、仕事以外に楽しみを持っていればそれでいい。仕事に対するモチベーションが低いのは「悪」であるかと言えばそれは違う、ということだ。
企業にはモチベーションを提供する責任がある
日本では、明確な評価基準が公開されている企業は少数だ。「どのような人が評価されるのか」、「どれくらいの結果を出せば昇進するのか」自社の評価基準を把握できている人はどれほどいるのだろうか。
評価基準を把握しているワーカーは、そこへ向かって努力できるため強い。しかしこれが分からなければ、具体的なゴールが見えずに迷ってしまう可能性が高い。
評価基準に関しては例えの話だが、本来仕事に対してモチベーションを上げることができる環境は、組織が社員に提供しなければいけないものでもある。にもかかわらず、何の努力もしていない会社がモチベーションの大切さを説くのは間違っている。どうも「モチベーション」という言葉は、体のいいビジネス用語になっている気がしてならない。
成果を残したいのであればモチベーションを上げるべき
モチベーションが低くてももちろん仕事をこなすことは可能だ。しかし、仕事で成果を残したいのであれば、高いモチベーションを持って働く必要がある。
なぜかと言うと、人が行動を起こすとき、モチベーションはエネルギーの役割を果たす。つまり、より良いパフォーマンスを発揮しようとすれば、より高いモチベーションが必要となるのだ。
例えば、社内に同じレベルの英語を話せる人が2人いるとする。ひとりはモチベーションが低く、ひとりはモチベーションが高い場合、どちらが仕事におけるより大きな成果を出すかは考えずとも分かることだ。
ただ能力を持っているだけでは、仕事の成果は出にくいもの。そこにモチベーションが伴ったときにはじめて、自分の能力を最大限に発揮することができるのだ。
逆に、多少能力が劣っていても、モチベーションが高い人は努力し続けることができる。成果を求めるワーカーにとって大切なことは、成長し続けることができるかどうかである。
仕事に対してそして成果に対して懸賞を掲げている会社も存在する。クエストという形で任務を与え、その任務をこなした社員に対して懸賞を与えるというものである。
参加するかしないかは、当人次第だが目に見える成果があった方が人はモチベーションがあがる。実際にこのクエスト制度は上手くいっているという。
“懸賞付き”の仕事を提示する会社の狙いとは
参考記事
以下記事では、大企業の社長に対し働く上での目標についてインタビューをした記事を掲載している。モチベーションが上がらない、目標の立て方がわからないビジネスマンは必読だ。
仕事に対してベストを尽くすための目標
仕事相談室のその他の記事はこちら
「仕事のミスで落ち込んだときに立ち直る方法とは?」
http://w-kawara.jp/workadvice/how-to-bounce-back/
「仕事に行きたくない7つの原因と解決法とは」
http://w-kawara.jp/workadvice/donot-want-to-go/
「仕事を辞めたい人のための後悔しない7つのステップ」
http://w-kawara.jp/workadvice/7point-to-quit-job-2/
瓦版アンケート
以前のアンケート結果はこちら