働き方

女性会社員の目に映る働くママの現実とは

投稿日:2014年10月21日 / by
株式会社ランクアップ調べ

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働くママに未来はない…。オリジナル化粧品「マナラ化粧品」の開発および販売を手掛ける(株)ランクアップ(東京都中央区、岩崎裕美子社長)が、全国の女性会社員600人を対象に出産後の働き方に関する意識・実態調査を実施。このほどその結果を公開し、明らかになった。

「職場に理想の働くママはいますか」。この質問に対し、「いない」が62.3%だった。年代別では、20代51.5%、30代64%、40代71.5%となり、年を重ねるごとに理想が遠のくことも分かった。

では、なぜそう思うのか。「いない」と回答した人にその理由を質問したところ、トップが「いつも余裕がない」(34.5%)、2位「新しい仕事や大きな仕事を任されない」(32.4%)、3位「中途半端に仕事をしているように見える」(26.7%)と続いた。

2つの結果からみえるのは、働くママの悲しい後ろ姿だ。「いない」と回答した人が最も少ない20代でさえ、過半数が理想の働くママがいないと思っているのは、現状では子どもを生んで働くことに未来がないとの認識が強いということに他ならない。さらにその理由のトップが「いつも余裕がない」というのは、仕事と子育ての両立がいかに大変かを、その背中から感じ取っている証しといえるだろう。

株式会社ランクアップ調べ

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理想的だと感じられない理由の下位には「身なりが適当」(11.8%)、「いつもイライラしている」(10.4%)もあり、子育てに追われ、いろいろなものが制約される働くママは、そうでない女性社員には、もがいている様にも映っているようだ。裏を返せば、理想の働くママは、余裕にあふれ、完璧に仕事をこなし、寛大である、といったことになりそうだが、これではスーパーウーマンという気がしないでもない。

こうしたこともあり、「出産後の働き方を考えて、妊娠・出産をちゅうちょしたことはありますか」の質問に対しては48.8%もが、「ある」と回答している。その理由については「職場の人から理解を得られるか」(56.3%)、「働く時間の制約ができること」(51.5%)、「同じ給与水準で復職できるか」(39.2%)となっている。

ここへきて、国の後押しもあり、女性活躍への追い風が吹いている。だが、実現にはまだまだ状況は厳しく、当の働く女性の意識はいたってクールだ。働くママに対し冷たかった上司が突如、翻意するとは信じがたいのは当然であり、問題の本質がそこにある限り、制度等を変えてもあまり効果は期待できないだろう。女性というより、職場という視点で、どうすれば、男女関係なく働きやすくなれるのか。そうしたところから取り組まない限り、職場での真の女性活躍は難しいだろう。

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