働き方

働く女性の増加と比例して増大が予想されるアノ問題の解消法

投稿日:2016年5月24日 / by

職場のストレスが引き起こす肌トラブル

女性が活躍する社会が実現するのは悪いことではない。しかし、同時に困った問題も増加することになる。お肌のトラブルだ。ストレスによって、女性の敏感肌が引き起こされることが分かったのだ。ストレスのない職場が理想だが、あくまで理想に過ぎない。仕事には複数の人が関わるのだから、大なり小なり、ストレスは存在する。

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ポーラ・オルビスホールディングスのグループ会社(株)decenciaが行った肌荒れに関する調査では、92%が仕事や日々のストレスを感じると回答。その内の実に95%が肌荒れを起こすと答えている。まさにストレスと肌荒れは切っても切れない関係にあるといえるだろう。

働く女性にとって、なんとも悩ましいストレスと敏感肌の関係。この問題に切り込んだのが、敏感肌専門ブランドのdecenciaだ。同社マーケティング部商品企画・PRグループマネージャーの堀奈々恵氏が解説する。「弊社は業界で初めてストレスによる肌荒れのメカニズムを解明しました。ストレス下では血行不良により肌冷えが起こり、その結果、肌のバリア機能が低下。水分やCaイオンが流れ出て肌荒れが引き起こされます」。

ストレスによる肌荒れを軽減する3つのポイント

具体的には、ストレスにより肌の血行が悪くなり、タイトジャンクションが不活性化。それにより、角層下の顆粒層でバリア機能が低下し、水分やカルシムイオンが流出し、炎症が発生。コラーゲンが破壊され、水分のない枯れた肌となってしまう。仕事でどんなに輝いても、肌が荒れていては、その威光も半減する。職場では、活躍するほどストレスも増えるのが常だけに、出来る限り、対策したいものだ。

対策として堀氏が挙げるのは3つ。「皮膚温が下がると肌のバリア回復力も低下します。エアコンを28度に設定し、体に直接風をあてず、1~2時間のタイマーを設置しましょう。それからシャワーだけで済まさず入浴しましょう。38度から40度が適温です。冷たい飲み物のとり過ぎにも注意しましょう」(堀氏)。つまり、冷えは大敵、そこに対しては、徹底してケアすることが重要ということだ。

職場での人間関係によるストレスも、できれば軽減したい。根回し、笑顔、褒める…。出来る限りマイナスオーラを抑えることができれば、いらぬトラブルはかなりの割合で回避できるだろう。体を冷やさないのと同様、ちょっとした心遣いでも、ストレス対策にはなる。そう考えれば、心身が充実していれば、仕事も美も好循環し、内からから輝きを放つ。逆にいえば、そうでなければ、女性に限らずだが、職場では輝けないということかもしれない。

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