働き方

2016年後半戦を乗り切る手軽にできるながらリカバリー術5選

投稿日:2016年7月8日 / by

溜める前に解消するのがベター

2016年も半分が終わり、折り返し地点を通過した。この時期は、辞める新卒が出始めるなど、新年度を軸にした最初のピークでもあり、社員の疲労も蓄積されがちだ。折り返し点の難所、「夏」をバテずに乗り切るために瓦版が、手軽にできるリカバリー術を紹介する。いま回復しておけば、後半戦は軽快に乗り切れる――。

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眠すぎてトイレで就寝経験が多数

この時期、業務遂行を邪魔する要因として多いのが、猛烈な睡魔だ。疲労、残業で削られた睡眠時間を取り返そうと、ランチ後に強烈に襲い掛かってくる。ヘッドマッサージ専門サロン「一休のひらめき」が行った調査では、「就業中に猛烈な眠気に襲われたことがある人」は、回答者1100人中、実に76.6%。その内、耐えきれず、「トイレで長めの休憩を取った人」は42%だった。決して有効活用とはいえない理由で、昼下がりのトイレは塞がっているのだ。

1:気持ちよすぎる快楽昼寝サービス

増えつつあるが、まだまだ少数派の昼寝容認企業。ならば、昼休みを最大限に活用し、睡魔を撃退だ。「一休のひらめき」は、OL向けに「ランチタイムメニュー」を用意。ヘッドマッサージ(20分)と昼寝(10分)を組み合わせたサービスを期間限定で提供する。headmassage

完全個室の空間。そこで、睡眠改善インストラクターが柔らかいタッチで頭皮を刺激。あっという間にまどろみの世界へ誘われる。30分後には、強烈だった睡魔が嘘のように退散だ。水やオイルを使わず、着衣のままでOKなので、仕事の合間でも問題はない。お値段は2000円とちょっとリッチだが、耐えがたい眠気襲来時の伝家の宝刀として、思い切って利用してみるといいだろう。

2:立ちデスク有効活用で寿命延長

仕事をしながら疲労の蓄積を抑えられれば一石二鳥。だが、そんな都合のいい方法があるのか…。有効な手段の一つが、スタンディングデスクの活用だ。岡村製作所の「Swift(スイフト)」は、電動式で簡単に着席用、スタンディング用に高さ調整が可能。座りっぱなしは、体に害があり、寿命を縮めるともといわれ、立ったり座ったりをバランスよく繰り返すのが一番健康的という。電動式スタンディングデスクは、それを実践するのにうってつけのアイテムだけに、幹部に導入を進言してみてはいかがだろう。難しければ、まずはノートパソコンを使い、立って仕事ができるスペースで作業することを許してもらうのもいいかもしれない。

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3:湧き出る空間でアイディア会議

疲労とマンネリで会議が行き詰まりぎみ。そんな場合は、会議室を飛び出して、アイディアの湧く場所に移って会議をすればいい。ジーブーンが運営する会議室はその名もズバリ「アイデアの城」。新しい発見や発想が出ることを優先に内装がデザインされている。王宮の魔法学校をイメージしたタイプとアリスのイマジネーションホワイトルームがあり、いずれも一歩中に入るだけで想像力が駆り立てられる非日常空間に仕上げられている。

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それでいて、60型4面マルチディスプレイや70型の電子黒板が設置されるなど、会議室としての機能は本格派。決して名前負けしていない。アロマの香りがほんのり香り、五感をフルに刺激。自社のオフィスでは考えられないほど、脳を活性化してくれる。

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4:頭とハンコは使いよう?

業務中のちょっとした作業を効率的に行えるアイテムは、地味ながらも仕事を軽快にしてくれ、重宝できる。天野製作所のスタンプは、LED内蔵で、押す前に印面が紙上に投影され、確実に真っ直ぐ捺印できるスグレモノ。実印・法人印用もあり、重要書類への捺印ストレスをフリーにしてくれそうだ。

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ハンコつながりでは、シャチハタの「お願いごとスタンプ」も手間を軽減する便利アイテムだ。「ご確認ください」、「おつかれさまです」、「至急お願いします」、「訂正してください」など、業務連絡などでよく使うメッセージ9種がワンセットになった同製品。伝言メモなどで頻繁にそうした作業が発生する人には特に重宝できる“疲労軽減”アイテムといえるだろう。

5:お腹を温めるだけが腹巻ではありません

最後は、腹巻休養・睡眠時専用のリカバリーウエアを開発、販売するベネクス(神奈川県厚木市)の新商品、“腹巻き”タイプのリカバリーウエア「ボディコンフォート」を紹介する。ナノプラチナなど鉱物を練り込んだ特殊繊維(特許取得済)を使った同製品は、仕事中や就寝中に着用することで、リラックス状態に働く副交感神経に作用するといわれ、着用するだけで“腸活”となる。意識的にリラックスするのは簡単でないが、着けるだけでそうした作用が期待できるのだから、使ってみる価値はありそうだ。

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疲労は溜めると体に鉛のように圧し掛かり、活力を奪い、作業効率を悪化させる。溜めてから解消するのもいいが、溜めないようにすることが、スマートだ。そのためには、仕事をしながらできることが、最も効率的。今回紹介したリカバリーアイテムやサービスは、1日の業務の中で実践できるものばかりなので、ぜひ参考にして、疲労を溜めないボディケアを実践して欲しい。

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