働き方

カラオケ店で仕事をするのは不謹慎?

投稿日:2016年7月14日 / by

お毒 このところリモートワークの話題で持ちきりだけど、やはりビジネスの方でもしっかりこの動きを嗅ぎつけてるようね。いろんな場所が、仕事場に活用されるシーンが増えそうよ。

毒舌家猫田先生 カフェで仕事なんてのはもはや当たり前だけど、新幹線ももはやコンセントはほぼ標準装備。空港ラウンジも職場としての環境がかなり整備されてるよな。

お毒 アタシの友達はお風呂で仕事してるわよ。完全防水で。機器の防水より、のぼせの方が心配なんだけどね。

編集部ニシ 仕事は職場でという常識がもはやなくなりましたから、空間さえあれば、そこが職場になります。最近で面白いのはカラオケボックスですね。東急電鉄が運営する会員制のサテライトシェアオフィス「NewWork(ニューワーク)」がカラオケパセラを運営するニュートン及びサンザと提携し、カラオケボックスを職場として提供します。

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お毒 いくらなんでもそれはミスマッチじゃないの。仕事より歌っちゃうわよアタシなら。

編集部ニシ それがですね、カラオケボックスの設備って実は、完全個室、電源、WIFI、モニターなど設備が充実していて、職場として充実しているんです。しかも、多くが駅近で便利。サテライトオフィスとして、あるいはリモートワークの場所として活用するのにうってつけなんです。仕事が終わればそのまま、カラオケ大会に突入ってことも可能ですしね。

猫田先生 リモートワークではカフェ以外ならコワーキングスペースが頭に浮かぶが、共有空間を嫌がるやつも少なくなくネェ。その点、個室ってのは結構ポイント高いんだよな。

お毒 それだったらマンガ喫茶でもいいじゃない。

編集部ニシ もちろんです。実際に仕事で使っている人もいます。でも、やはり職場としてはなんか落ち着かないですよね。ニューワークでは、カラオケ店も選択肢ですが、同じライセンスカードで、直営のサテライトシェアオフィスを含めた計27店舗全てを利用できます。好みや目的に応じてうまく使い分ければいいと思います。

猫田先生 それにしてもリモートワークが当たり前になってくると、いろんな可能性が広がってくるな。居酒屋とか貸し会議室なんかも昼間や閑散期を貸しオフィスに転用すりゃ、売り上げ補てんになるだろうしな。介護施設でも、見守りも兼ねることで無料で貸し出すってサービスだって可能かもしれねぇぜ。

編集部ニシ これまで仕事はオフィス、という固定観念があったことで、随分ともったいないことをしていたかもしれませんね。昼休みを3時間にした会社は、いろんなことがうまく回るようになったそうですが、時間と場所に制約を与えていいことなんてあんまりないでしょうね。

猫田先生 しかし、リモートワークなんだから家でやってもいいわけだろ。あまり人気はないのか。

編集部ニシ 人気がないというか、やはりメリハリなんでしょうね。厳格に自己管理できる人なら、自宅でも問題ないでしょうが、ちょっと外に出るだけで気持ちが引き締まりますから、外の方がいいんじゃないですか。あとは、子育てや介護がある場合は、必然的に在宅になるとは思いますけどね。

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お毒 アタシもスナックを営業していない午前中に、店舗をシェアオフィスにしようかしら。完全個室でカラオケもあるわよ。

編集部ニシ 駅から30分、周囲が騒がしい、汚い、WIFIがない…。私ならタダでも使いたくありません。

お毒 失礼千万よ!

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