働き方

ビジネスパーソンの4割弱は誰にも負けない特技を持っている

投稿日:2016年7月21日 / by

瓦版「働き方白書」

誰にも負けない特技を持っていますか?

好きや特技を仕事にするハードルが以前に比べれば随分下がりました。「こんなことで収入が」という副業事例も数多くでています。では実際のところ、誰にも負けない特技を持っている人はどのくらいいるのでしょうか。瓦版では今回、ビジネスパーソン709人(男性418人、女性291人)を対象に、特技の有無やその内容などをアンケート調査しました。

まず、特技の有無について。「ある」と答えのは、全体の38%。男女別でもそれぞれ36.84%、38.49%でほとんど差はありませんでした。「誰にも負けない」という点では、比較的多い数字といえるのではないでしょうか。

調査期間:7月1日から7月20日

調査期間:7月1日から7月20日

年齢別でみると、面白い傾向がみえてきます。10代、20代、40代は、ほぼ平均値どおりですが、30代47%、50代以上57%と高い数値になっています。歳を重ね、趣味が磨かれたと捉えるのが自然でしょうが、40代を差し置いて30代が高い数字なのはどういうことなのでしょう。最も働き盛りの年齢だけに、完全に割り切った層が趣味に走っているのでしょうか…。

多いのは芸術・音楽系

では、どんな趣味を持っているのかをみてみましょう。目立つのは、芸術系・音楽系です。「絵が上手い」、「楽器の演奏」、「歌を歌うこと」、「ドラム演奏」、「ギター」など、多くの人が挙げています。テニス、サッカーなども比較的目立っています。

仕事がらみのものも少なくありません。「営業力」、「テレアポ」、「会計」、「トラブル処理」、「接客」、「人材育成」、「コミュニケーション能力」といった転職に役立ちそうな“特技”も並びました。「責任感」、「続ける力」、「丁寧さ」、「負けん気」といった人間性に起因するようなものも挙がっていました。

ユニークなところでは、「ディズニーについていつまでも語れる自信がある」、「おにぎりを二口で食える」、「プロ野球応援歌が歌える」、「身長166cmだが、バスケットゴールをジャンプして両手で掴める」というものもありました。特技というのは、まさに十人十色。個性と同義といっていいかもしれません。だからこそ、誰にも負けないモノなら、それだけの価値があるということです。

特技をブログで発信する。ユーチューブで流す。専門家を名乗る。講師になる。もちろん仕事に活かしたり、転職でのアピールに活用するという使い方もあります。かつては、特技と仕事は完全に別物でしたが、いまは工夫次第で、いくらでも趣味や特技を“換金”出来る時代です。「これは誰にも負けない」。そう思える“特技”があるなら、迷ううことなく磨き上げるのが得策です。

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