
拡大する得意売買オンラインプラットフォームの正しい使い方
個人間の得意売買オンラインプラットフォームCWも参入
クラウドワークス(東京都渋谷区、吉田浩一郎社長)が2016年10月17日より、個人の得意を出品できる新サービス「WoWme(ワオミー)」の事前登録をスタートした。サービス開始は11月15日の予定。
同サービスは、個人のスキルや知識、経験などをサービスとして出品。必要とする個人に販売するCtoCオンラインマーケット。8月にユーザー数100万人を突破したクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」の個人主導版となる。
個人間の得意売買オンラインプラットフォームにはココナラをはじめ、ランサーズストアなどがあり、その市場は確立されつつある。ブログの作成代行やイラスト作成、資料作成など、あらゆるものが“商品”となり、個人が稼ぐ土壌は、着実に育まれている。
目先の儲けより、将来を見据えた活用が有効
加えて、企業の副業解禁の動きも広がり始め、個人の得意が売り物になるCtoCオンラインマーケットの意義も変わりつつある。つまり、副業のトライアルや起業への試金石としての活用だ。
現状では大きな単価は見込めず、お小遣い稼ぎがメインといえそうだが、需要チェックや個人ブランディングなど割り切った活用の仕方で成功している先駆者もおり、可能性は無限にある。同サービスでは、事前登録キャンペーンとして、出品サービスを自由に設定できる特典を用意しているので、自分の“価値”を計る意味で、さっそく登録してみるといいかもしれない。