働き方

2016年働き方10大トピックス【6位から4位】

投稿日:2016年12月28日 / by

採用形式、雇用形態、労働環境が並んだ6位~4位

2016年の働き方10大トピックス。10位から7位は、AI、フリーランス、女性など、今後の働き方でキーとなる人材や技術に関するトピックが並びました。今回は、6位から4位の発表です。どんな話題がランクインしているのでしょうか。

6位:動画面接サービス勃興

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2016年は直接会って、審査する面接が、動画を活用したスタイルへシフトする動きが相次ぎました。タレンタ(株)のHireVueは動画によるウェブ面接プラットフォーム。スマホで手軽に動画面接できるほか、人工知能と連動し、採用後の活躍を予測する機能などを搭載。世界187か国600社以上で採用され、日本でも大手企業が採用しています。ビズリーチは地図で仕事が探せる「スタンバイ」の新機能として、簡単にできる動画面接サービスを無料で提供。チラホラと広がっていた採用戦線における動画活用を一気に加速させそうです。時間と場所に捉われず面接が可能となることで、人事担当者の負担が減り、地方の優秀人材や多忙な優秀人材との接点も持てるようになり、質を伴った採用機会が増大。人材流動化がいよいよ本格化しそうです。

5位:プロ化加速

2016年は、組織を飛び出し、フリーランスとなった人材が、さらに一歩踏み出すケースが目立ちました。人材不足を背景に、優秀人材の価値が高まる中、正社員に縛られない働き方を可能とする環境が整い始めたことが背景にあります。縛りのない人材が有能となれば、人手不足の昨今、使いたい企業は当然、列をなします。そうした状況の中で、企業側が制度としてプロ化を推進する動きも発生。さらにクラウドソーシング企業が、「プロ化」を打ち出すなど、有能なフリーランスを評価する仕組みや制度が増大しました。正社員から個人事業主への転換を後押しする人材プラットフォームが誕生するなど、2016年は優秀な人材にとって、その選択肢が大きく拡がる1年となりました。

4位:週休3日制前進

待っているだけ優秀な人材が採れる時代は終わった…

ワーク・ライフバランスの充実こそが生産性を高める

ヤフーが、週休3日制の導入を表明し、休暇増大への注目度が急上昇しました。1週間は7日。週3日休むと1年の4割以上を休む計算になります。それで業務が回るのかと不安になりますが、そもそも日本人は働き過ぎ。ヤフーの狙いは、ダラダラと長時間働く習性の日本の労働環境を抜本的に変えようという点にあるハズです。実際、すでに週休3日制を導入している企業もあり、問題なく稼働しています。(株)DHコミュニケーションズ(本社:東京都豊島区、代表取締役:高岡 悦幸)は、社内制度として内勤営業の総合職を対象に、週4日勤務制度を開始。テスト導入で安定した売り上げを上げることが可能、と判断した上で実施に踏み切っています。ゆくゆくは全社員への適用を視野に入れ、制度の浸透を進めるそうです。長時間労働是正が大きくクローズアップされた2016年でしたが、しっかり休むために効率的に働く。そのための最も分かりやすいメッセージが週休3日制ともいえ、今後、他企業へも波及する可能性もありそうです。<10位から7位はコチラ>

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