働き方

朝までやってるガールズバーとすぐ閉まるキャバクラの違い

投稿日:2023年12月14日 / by

忘年会の2次会3次会で、朝までいられる店とそうでない店は何が違う?

忘年会シーズンに突入し、普段はあまり縁のない方も、ホストクラブやキャバクラ、ホストバーやガールズバーに出向く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

気持ちよく深夜まで仲間と飲んだ後、いざ目をつけていた夜のお店へ行こうとすると、隣の店は開いているのにお目当てはもう閉店している!なんて経験ありませんか?何故お店によって、営業している時間が異なるのでしょうか。

本日は夜のお店にまつわる営業時間についてお話したいと思います。(powered by シェアしたくなる法律相談所

ガールズバーが朝まで営業できる風営法上の理由

ガールズバー、ホストバーは朝まで営業可能

ガールズバーやホストバーは「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」という法律(よく「風営法」と言われている法律です)33条1項に基づいて、「深夜酒類提供飲食店」という届出を警察署に提出すれば、法律上は24時間営業が可能です。通常はお店の人が大変なので、翌朝5時くらいまでが多いと思います。

もっとも、これらのお店であっても、極端にお店を暗くして営業するお店等は、法律上ホストクラブやキャバクラと同様の規制がかかってしまう場合もあります。

キャバクラ、ホストクラブは原則「0時」まで営業

キャバクラとホストクラブは、「風俗営業許可」を取得しなければなりません。風俗営業許可を取って営業するホストクラブやキャバクラは、風営法13条により午前0時(都道府県の一部では午前1時)から午前6時までの間は、営業ができません。これは、深夜にこのようなお店が営業していると、街の環境が悪化してしまったり、犯罪が多発してしまったりする可能性があるという理由で、こうしたルールが定められたのです。

「ガールズバー、ホストバー」と「キャバクラ、ホストクラブ」の違いは?

それではこれらのお店の違いはどこにあるのでしょうか。その答えは、お店の従業員による「接待」の有無です。

接待とは、ごく簡単に言うと、お客さんの隣に座ってお話をすること。ガールズバー、ホストバーでは従業員はカウンターの向こう側で接客をする形態のお店ですよね。これらのお店は、法律上はほとんど通常のバーや居酒屋とは変わりません。一方で、キャバクラやホストクラブでは、お客さんの隣に座って接客ができますし、そのような接客こそが、お店に行く楽しみと言ってもよいでしょう。

接待をするキャバクラやホストクラブなのに深夜5時まで営業していたり、「風俗営業許可」を取得していないガールズバーやホストバーなのに接待をしたりすると、その店は営業停止や罰金など、重い処罰を受けることになってしまいます。

このような違法なお店をお客さんとして利用しているだけでは、犯罪にはなりませんが、店側への捜査の一貫として警察から事情を聞かれる可能性があります。また、営業形態が違法なお店では、お店と客の間のトラブルも生じやすいので、巻き込まれてしまうリスクが上がってしまいます。こうしたトラブルを未然に防ぐ為にも、しっかりと確認をした上でお店を選ぶとよいでしょう。

節度を持ってお楽しみを

一般的にはキャバクラ、ホストクラブの方が料金が高いことから、トラブルになりやすいと言われています。最近、とくに社会問題にもなって、国会で議論される状況にさえなっていますよね。ホストクラブなどに限らず、ガールズバーやホストバーでもお酒を飲むお店であることは変わりません。深酒はトラブルの元ですので、お酒に飲まれないように注意しましょう。万一キャバクラ、ホストクラブや、ホストバー、ガールズバー等でボッタクリにあった場合や、飲みすぎて「売掛金」が溜まってしまった場合には、早めに弁護士に相談することもおすすめします。

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*執筆弁護士:若井 亮(若井綜合法律事務所。「迅速対応」「分かりやすい説明」「徹底した報告」をモットーとしている。不当要求への対応、詐欺被害への対応を多く経験している)


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