働き方

老後の楽しみは本当にあるのか

投稿日:2015年8月6日 / by

お毒 老後の楽しみなんていうけど、いざやってみると意外と楽しくもないみたいね。

猫田先生 楽しいぞ、毎日が日曜日なんだからよ。飲んで,食って,散歩して、打って、寝ての繰り返し。何も考えねぇで、そんな毎日が繰り返されるんだから、もう健康になり過ぎて、鼻毛の成長が早まってるくらいだよ。

お毒 アンタボケるわね。その知人のシニアは、これで趣味のランニングに没頭できると思ったらしいんだけど、いざ時間が有り余ってると「あしたでもいいか」ってなって、結局働いてる時より、練習量が減ったそうなのよ。メリハリがあるから楽しかったのかな、なんて早くも職場復帰が頭をちらついてるみたいよ。

毒舌家

編集部ニシ そういう人、多いのかもしれませんね。体が衰えたわけじゃないですからね。その意味では、ネットを使った配車サービスを行うUBERの新たな取り組みは、シニアの再就職に合っているかもしれません。米国での取り組みですが、50歳以上の退職者を対象にドライバーを募集しています。成績に応じたボーナスも付けた特別待遇です。

へん0お毒 タクシードライバーは確かにいいけど、空で走るのもつらいんじゃないの。道も熟知してなきゃいけないだろうしさ。

編集部ニシ UBERはアプリで乗客とマッチングするから、ムダに走らせることは基本ありません。勤務時間も自由ですし、運転もGPSでナビゲートしてくれるので、街中で道に迷うこともありません。車も自家用車でOKですから、違和感なく運転できます。しかも、ノルマはなく、自分の裁量で働けます。ですから、ドライバーの人柄が良ければ、乗客の評価も高まって、相乗効果が期待できるんじゃないでしょうか。あくまで、アメリカUBERの話ですが、日本UBERでも展開される可能性はあるでしょうね。

猫田先生 シニアにとっちゃ、ノルマなし、上司なし、勤務時間自由ってのは非常に好都合だよな。自分の車でいいんだから、ちょっとしたドライブも兼ねて乗車すりゃ一石二鳥だしよ。

お毒 確かにいいわね。ボケ防止にもなるし。アタシもやりたいくらいだわ。どうすればいいの。

ニシ 日本版も基本は同じです。登録して、アプリを入手する。それだけです。場合によっては書類等の提出が必要になりますけど。

猫田先生 非常に簡単だから、シャープの退職者はとりあえず1年くらいはUBERドライバーでもやって、今後についてじっくり考えてみりゃいいんだよ。稼ぎながらだから余裕もあるだろう。退職金だってたっぷりあるだろうしな。

ニシ UBERの例に限らず、ネットを使って仕事を簡素化することで、シニアの働き口が広がる可能性は今後いろいろ考えられますよね。退職金でラーメン屋なんかやるのは、とりあえずやめておいた方がいいでしょう。そんなことしなくてもいい仕事が、これからいろいろ増えてくると思いますからね。

お毒 ラーメン屋やるくらいならスナックにお金落としてよって感じね。癒しと楽しみが確実に得られるんだからさ。

猫田先生 オレなら退職金の半分は投資、残りの半分は打つ方に回すな。カネってのは寝かしてるのが一番のマイナス。動かして何ぼだからよ。スッテンテンになったらまた働きゃいいのよ。

nekodaBup

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