
【瓦版 働き方相談室】副業を始めるには
Q:とにかく副業を始めたい
「不景気で給料がさっぱり上がりません。会社もいつ潰れるかわかりません。万一に備え、せめて副業でもして、別の収入源を確保しておきたいです。」
◇ポイント
・手軽さが重要
・好きなことで取り組むのが成功の秘訣
・いまなら本業することも比較的容易
A:副業とは、本業とは別の収入を得ること。基本的には会社は非公認だが、本業に迷惑をかけない範囲なら問題ないだろう。会社として副業を推奨する企業も存在する。
▽継続するコツ
・最も手軽でポピュラーなのはブログを書いてそのネット広告からアフィリエイト収入を得るパターン。テーマは趣味についてが一般的であり、継続性もあることから望ましい。
アフィリエイトのはじめ方
▽無料EC運営も急浮上
・かつては初期投資にそれなりにコストを要したECサイトもここ数年、無料で立ち上げるサービスが乱立し、手軽な副業のひとつとして急浮上している。
注目の無料ECサイトのはじめ方
▽最右翼はクラウドソーシング
・昨今は副業探しの場にクラウドソーシングを活用する事例も急増している。ごく簡単なタスクから複雑な案件まで多種多様な仕事がラインナップされており、今後の副業のメインストリームとなりそうだ。
クラウドソーシングで募集中のお仕事
▽本業へ転じるケースも
・副業から本業へ転じるケースも珍しくない。
副業の文具づくりを本業にした阿部氏の事例
▽本業への準備にも最善
・会社員という安定を確保しながら、副業で腕を磨けるため、低リスク。本業にすることを視野に入れ、そのステップとして副業に励むのは、最もスマートな形といえるかもしれない。
いかにして副業を本業にしたのか
▽ダブルワークという概念も
・発展的なものとしては、ダブルワークという概念もある。所属企業を掛け持ちし、複数の名刺を所有。それぞれの場所で、必要される能力を提供する。次世代の働き方の一つとも目される。
ダブルワークとは
【まとめ】
かつての副業は、土日のコンビニバイトや宴会裏方などが主流だったが、いまはネットの浸透で多様なタスクに手軽にアプローチできる。やりたい時にやれるだけできる状況が整っている。また、これまでは副業として成立しえなかったような案件もお金になるようになってきており、副業環境は、非常に良好になっている。場合によっては、本業へ転換できる可能性も以前に比べれば格段にアップしている。迷っている場合ではない。とにかくはじめてみること。