働き方

働き方で体調が変化する事実が判明

投稿日:2013年12月20日 / by

サボリーマンほど冷えリーマン

養命酒製造(株)は、年末のビジネスパーソンの「冷え」に関する調査というテーマで、インターネット調査を行い(2013年11月22日~11月26日:20歳~59歳の有職男女1,000名から有効回答を回収)、その結果を公開した。調査により、なんと“サボリーマン”の6割が冷え症であることが分かった。

冷えに関する調査結果

ビジネスパーソンの冷えに関する調査(養命酒製造株式会社調べ)

“冷え”を感じているか、の質問に対しては、『感じている』(非常に+やや)割合は、5割半(54.5%)となった。男女別でみると、男性では3人に1人(35.6%)、女性では7割強(73.4%)が冷えを感じている結果となった。筋肉量やホルモンバランスの差から、女性は男性よりも冷えやすいと言われるが、男性も3人に1人は冷えに悩んでいることが分かった。

年代別でみると、20代で6割半(65.6%)と、3人に2人の割合となった一方、50代では4割半(45.6%)となった。生活が不規則なのか食生活が乱れているのか、若者ほど冷えを感じている傾向となった。

面白いのはキャリア志向別の冷えに関する結果だ。冷えを『感じている』割合は、バリバリ働きたい人(53.6%)やそこそこ働きたい人(52.8%)が5割を少し超える程度なのに対し、「できれば働きたくない人」と回答したビジネスパーソンでは「冷えている」割合が、6割強(63.3%)とグッと上がっている。仕事への姿勢を「熱い」や「情熱」などと表現するが、文字通り、“実証”された形だ。

調査では、時間外労働の状況別にも「冷え」について比較している。仕事の持ち帰りを行うことがあると回答した“仕事持ち帰り族”では、冷えを『感じている』割合が6割(60.8%)に到達。やはり、深夜残業や休日出勤など、プライベートな時間に仕事を持ち込むことで、体内バランスが乱れ、体から元気と熱が奪われるようだ。

時間外労働についてはその状況も調査。「仕事の持ち帰り」が『ある』(よく+時々)人は2割強(23.2%)、「深夜残業」は3割(29.6%)、「休日出勤」は約5割(48.3%)が『ある』と回答した。平均すると3人に一人が残業していることになり、“サービス”か「手当付き」かはともかく、ビジネスパーソンが激務に追われている様子が窺える結果となった。

 

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