海外ノマドマスター平城氏が指南グローバルに自由に稼ぐ働き方の実現法（17）｜働き方

目標達成には「本気」になること（平城氏撮影）

将来の願望を尋ねたときによく、『私が●●できたら』という言葉を使う人がいますが、これは英語で表現すると、『If I ～』ですね。

ところが、こういう言葉を使っている人の大半は、いや8割以上は、この思いは実現しません。断言します。

本当に思いを実現する人の言葉は、『私が●●した後は』です。英語で表現すると、『after I ～』となりますね。

『If』ではなく、『after』を使いましょう。

私の周りの成功者達は、当然後者の言葉を用いています。ちょっとした違いですが、結果は大きく異なってくるのですね。

『苦笑』という表現についても同じです。よく、何か達成したい目標を宣言する時に、『苦笑』と添える人がいます。これも注意した方が良いですね。『苦笑』という表現を使うことによって、もし達成できなかった時のための、自分自身の心のダメージ、そして周りからの評価の低下を防ぐことができます。

つまり、やる前から既に、無意識のうちに、達成できない時の準備をしているようなものなのです。これって、まだまだ「本気」になれていない証拠なのです。これを断ち切ってこそ、本当の意味での『本気モード』になれるのです。

私とあなたが子供だったとして、私があなたに『お前の母ちゃんデベソ』って言ったらきっと怒りますよね？

そして、怒った状態の時って、何でもできますよね？　目標を達成するためには、そういうテンションを維持し続けることが重要なのです。最初から逃げ道を作るようでは、目標は逃げていきます。
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連載：グローバルに自由に稼ぐ働き方の実現法

海外ノマドマスター・平城寿【プロフィール】平城　寿 Hirajo Hisashi
1976年宮崎県生まれ。九州大学工学部卒（1999年）。もともとＩＴエンジニアで、2004年にSOHO事業者向けビジネスマッチングサイト「@SOHO」を1人で立ち上げ、4年で日本国内No.1の会員規模にまで育て上げる。その後インターネットの可能性に魅了され、自らネットを活用した「場所や時間にとらわれないワークスタイル」を実践。2011年より海外に拠点を移し、アジアを中心に毎月5都市以上を訪問。『海外ノマドスタイル』を確立して、その魅力を発信している。