働き方

主婦・主夫に憧れる人が増えています

投稿日:2015年11月9日 / by

女性活躍推進法が成立し、イクメンの動きもようやく少しずつ活発になりつつあります。では実際、働く男女は、こうした動きについてどう思っているのでしょうか。今回の瓦版「働き方白書」では、ビジネスパーソンに「シュフ」について聞いてみました。

対象は瓦版ユーザー。回答者は300人。男性100人、女性200人。年代は、10代10人、20代163人、30代69人、40代51人、その他7人、でした。ではみてみましょう。
まず、結婚しているかどうか。既婚者が35%、未婚者65%でした。次に、「シュフ」に対する憧れを男女別に聞いています。
主婦に対しての憧れ
女性の主婦への憧れについては、「持っている」が68%でした。「すでにしている」は意外に少なく7%でした。「全く興味がない」も25%で4人に1人が、主婦願望がない結果となりました。

主夫に対しての憧れ
では男性の「主夫」願望はどうなのでしょうか。「憧れを持っている」は66%で女性並みの割合となりました。「すでにしている」も3%いました。一方、「全く興味がない」は31%でさすがに女性より多かったものの、意外に少ない印象です。

願望はともかく、シュフに対する認識はどうなっているのでしょう。男女に必要なスキルを聞いています。

主婦に必要なスキル
女性では「家事スキル」が39%でトップ。次いで「お金の管理スキル」が36%、「コミュニケーションスキル」が25%となっています。

主夫に必要なスキル
一方、男性では「家事スキル」、「お金の管理」が共に37%。次いで「コミュニケーションスキル」が26%となりました。ほぼ同じながら微妙に違うのがお金についての部分というのは、興味深いところです。

こうしてみると、男性の主夫願望は潜在的に結構あるように思えます。今後のイクメン浸透に明るい材料といえそうですが、おそらくこの数字は昔からそれほどは変わっていないように思います。興味はあるけど、会社での立場上厳しい。多くの男性がそう思っているのではないでしょうか。真の男女平等社会実現への課題は明確ですが、高いハードルとしてそびえたっています…。

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