働き方

“育休男”の不倫騒動で際立ったデキる女の底力【瓦の目】

投稿日:2016年2月12日 / by

おバカな人がイクメンを推奨した罪

イクメン促進をアピールしていた議員が、不倫疑惑を認め、議員辞職した。単なる「すけこまし」、だったわけである。政界への影響はゼロだろうが、男性の育児休暇の普及には、逆風になる可能性がある。

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この元議員、バツイチで前妻も議員。しかも、原因は女性問題といわれている。かなり頭が悪いようだ。その意味では、「国会議員が先例となって率先して育児に参加したい」との発言をしたその舌の根も乾かぬ内の不倫行為に驚くことはないのかもしれない。「おバカ」というのは時間と場所と立場を認識できない人のことを言うからだ。

こんな男が、まかり間違ってイクメンを主張したことによって、妻のため、家族のために本気で育児休暇を取ろうと考えている男性社員が色眼鏡で見られることにでもなれば、あまりに不憫だ。「ミヤザキするんでしょ」という言葉が流行りでもしたら洒落にならない。その意味では、議員辞職にプラスしてパイプカットもすべきだろう。

かえって際立った戦力として女性の資質

馬鹿ダンナの奥様は、産後で辛い体調の中、こんな男に「恥をかいてきなさい」と冷徹に言い放ったそうだ。その結果、議員辞職となったのは偶然ではないだろう。オンナは強し、母は強し、である。女性活躍推進には、男性の協力も不可欠、といわれているが、この夫婦から透けてみえるのは、やはり女性は活躍を推進すべき戦力だが、育児絡みの男はどうしようもない、ということでしかない…。

残念なことだが、率先して「私は家族のために育休を率先してとりたい」という男性は、あまり信用しない方がいいのかもしれない。もちろん、本気の人もいるだろう。だから、絶対とはいわない。ただし、子育てに関しては、不言実行が最も信頼できる姿勢なのかもしれない。それから、離婚していない妻のことを「友達」という男も絶対に信用してはならない。

→過去の「瓦の目」

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