
6週間でIT&英語を習得するインド研修の中身

南インド最大の総合大学、SRM大学
いまだガラケーのSは、エクセルの入力すらままないIT音痴。気でも狂ったのかと、周囲は“心の病”の心配をする始末。ところが、Sは本気も本気。「2か月もあれば十分です」、と豪語する。
Sが、あてにしているのが、ヒューマンリソシア(東京都新宿区)が来年1月にサービス開始する「超実践型IT+集中英語研修」の6週間のプログラムだ。
内容は、インドに泊まり込み1週間英語漬け、2週間をIT研修、3週間を模擬プロジェクトによる実践研修というもの。場所は南インド最大の総合大学、SRM大学。IT先進国で、問答無用の語学&IT三昧を敢行するわけである。
すでにプログラミングの本も読み始めているというSだが、英語も全くダメ。無謀すぎる感は否めないが、Sは「俺は生まれ変わる!」と譲らない。難関はそれだけでない。来年1月からそんなに有休がとれるのかという問題だ。
「問題が多いほど俺は燃えるんだ」と熱いS。周囲は「二兎追うものは一兎も得ずというが奴の場合、さらにマイナス1だな」と失職まで懸念し、冷ややかにその動向を見つめている…。