働き方

【瓦版 働き方相談室】モチベーションが上がりません

投稿日:2014年1月28日 / by

danbelQ:モチベーションが上がりません

「とりわけ会社に不満があるわけではないのですが、どうにもモチベーションがありません。原因が良く分からないので、対策しようにもできません。働き方が間違っているのでしょうか」

◇ポイント
・やり方を変えてみる
・気分転換する
・誰かに相談してみる


A:仕事に対してモチベーションを上げることができる環境は、組織が社員に提供しなければいけないものでもある。

仕事のモチベーションを上げるための5つの方法

▽個人は企業へのぶら下がり体質を改める。

・新しい働き方へとシフトが進むと、会社にぶら下がる意識では生き残れなくなる。企業も個人もいつまでも安泰、ということはなくなるからである。従って、頑張れば報われるという意識は捨て、自分一人でもやっていけるメンタルとスキルを磨くことが、自信につながり、モチベーションの向上にもつながってくる。

新しい働き方におけるモチベーションアップ術

▽在宅ワークを実施してみる

・認められていない会社では難しいかもしれないが、オフィスという空間が、仕事スイッチの切り替えを妨げている可能性もある。可能なら在宅で仕事をしてみるといい効果が期待できるかもしれない。政府も在宅ワークを推進しており、本気で考えているなら、会社に掛け合ってみるのもいいかもしれない。

在宅ワーク 在宅勤務制度の理想形とは

▽職場を変えてみる

・在宅だとメリハリがつかないなら、オフィスを変えてみるという手もある。ほとんどのコワーキングでは、ドロップインと呼ばれるビジター用の利用も可能なので、特に外回り中心のワーカーなら活用してみてはどうだろう。ほかのワーカーと机を並べ、いい刺激を受けられるだけでなく、新たなビジネスチャンスに巡り合える可能性もゼロじゃない。

コワーキングスペース

登山後に出社

夜明け前に登山をしてのEX出社。やっぱり無謀?

▽出社を工夫してみる

・いつもより3時間から4時間早め起きて、山登りや豪華朝食ツアーをするなど、“非日常”を体験してから出社する。エクストリーム出社と呼ばれ、じわじわと愛好者が広まっている。疲れ以上にリフレッシュして仕事に集中できるという声もあり、単なる“無謀出社”ではなさそうである。実践してみる価値はありそうだ。

エクストリーム出社で働き方がどう変わるのか

▽グッズを活用して、快適に仕事ができる環境を整えてみる

・モチベーションが上がらない原因は、案外ちょっとした事の場合もある。椅子との相性が悪かったり、パソコンのブルーライトが体の不調をもたらしていたり…。快適グッズを活用して、作業環境を改善するだけでも、一気に下がり気味のモチベーションがアップする可能性はある。

オフィスでの作業を快適にする簡単な方法

▽やりたいことに取り組んでみる

・原因が分からない場合は、とにかく動いてみるのもいい。やみくもにやっても時間の浪費になるので、出来るだけ自分が興味があることや好きなことに取り組んでみる。もちろん、仕事に支障をきたさないように時間はねん出しなければならない。少なくもリフレッシュ効果は確実に得られるだろう。

会社員の傍ら出版活動する20代の若者が見たもの

▽カウンセリングを受けてみる

・カウンセリングというと大げさかもしれないが、15分500円で受けられるサービスもある。しかもドリンク付き。原因が分からないことは、とにかく人に話すことで晴れることも多い。聞いてくれる“プロ”に話すことで、嘘のようにモチベーションが上がることも十分ありうるだろう。昼休みのお茶のみ感覚で軽い気分で行ってみてはどうだろう。

ワンコインのカウンセリングサービス

【まとめ】

モチベーションが上がらない理由は、意外に大したことがない場合が多い。明確な目標があれば、そこに向かうためにすべてのエネルギーが注がれ、モチベーションはキープされ続ける。ところが昨今は、目標があっても、そこにたどり着く以前にもっと大きな得体のしれない不安が襲い、モチベーションが上がりきらない、という状況も生まれている。その背景には、労働環境が着実に変化している事実がある。そこをしっかりと認識したうえで、気分転換しながら、その時に備える。何よりの問題は、ぶれること。不安に振り回されない様、目標だけは見失わず、時には気分転換もしながら、前進することが、最も重要である。

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