働き方

成功者の脳中身はどうなっているのか

投稿日:2013年10月18日 / by

セミナー撮影風景
成功者の脳中身はどうなっているのか(平城氏撮影)

失敗する人の傾向

今回は、『私にできますか?』という言葉についてです。

よく、『私に○○ができますか?』『今からでも遅くないですか?』という質問をする人がいます。その言葉に含まれる心を深く分析すると、
『その行動を起こした場合の結果の保証を、他人に求めている』ということがわかります。

アドバイスを求められる方からすれば、『あなた次第ですね』というのが本音なのです。逆に、成功する人というのは、『絶対に無理だからやめておけ』『お前は馬鹿だ』と言われながらもやってしまいます。

こういう話をすると、『それはリスキーだ。そうやって成功できるのは運が良い人か、特別な能力を持った人だ』と思う方がいるかもしれません。

確かに、『絶対に無理だからやめておけ』『お前は馬鹿だ』と周りから言われ、実際に成功できない人もいます。そういう人は、ただ無鉄砲なだけです。無鉄砲というのは、成功する算段があろうがあるまいが、行動してしまいますし、多くの場合、『継続性』に欠けます。

成功する人の傾向

一方、成功する人というのは、他人から見たら一見無謀だと思えることでも、自分の中では成功までの道筋が見えています。行動自体は無謀に見えてもしっかりと成功イメージが描けているのですね。

そういうとまた、『特別な人でないと成功できないじゃないか』と思う方がいるかもしれません。しかし、全ては最初に書いた、『他人に自分の行動の結果の保証を求める気持ち』と『自分で自分の行動の結果の保証をする気持ち』の割合次第だと私は思います。

後者の割合が高ければ高いほど成功できる可能性は高まると思います。実際に私の身近にいる成功者達は、脳の殆どが後者の気持ちで占められているようです。この気持さえしっかりしていれば、普通の人が苦難と感じる出来事についても何らこたえることなく、ケロッとした顔で乗り越えていけるのです。<毎週水曜日更新>

連載:グローバルに自由に稼ぐ働き方の実現法


海外ノマドマスター・平城寿【プロフィール】平城 寿 Hirajo Hisashi
1976年宮崎県生まれ。九州大学工学部卒(1999年)。もともとITエンジニアで、2004年にSOHO事業者向けビジネスマッチングサイト「@SOHO」を1人で立ち上げ、4年で日本国内No.1の会員規模にまで育て上げる。その後インターネットの可能性に魅了され、自らネットを活用した「場所や時間にとらわれないワークスタイル」を実践。2011年より海外に拠点を移し、アジアを中心に毎月5都市以上を訪問。『海外ノマドスタイル』を確立して、その魅力を発信している。

平城寿公式ブログ:http://hirajo.com/
平城寿Facebook:http://www.facebook.com/hisashi.hirajo
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