働き方

移動コストに伴う、海外との大きな格差

投稿日:2013年12月11日 / by
海外空港

海外ノマドに移動はつきもの。それにしても日本の交通費は高い(平城氏撮影)

セブから香港へ移動し、上海、名古屋へと移動です。それからすぐ間髪入れずに成田へ移動。我ながら何千キロ移動しているのかな~という感じですね(^_^)

こんなに移動が重なる日はやはり体がこたえます。

名古屋から東京までの新幹線。普通車の指定席が空いていなかったので、グリーン車を取りました。

なんと片道1万4千円!

以前は何も違和感を感じなかったのですが、今は大きな違和感を感じます。

片道1万4千円で行ける国を考えてみました。

釜山、ソウル、までならAirAsiaで行けますし、クアラルンプールまではJetstar、Airasiaのどちらかで行けます。そしてキャンペーンを狙えば、シンガポールにも行けます。(こちらもJetstarかAirAsia)

このあたりの情報は、下記の『格安航空券速報』でゲットすることができます!

格安航空券速報

http://www.facebook.com/kakuyasuair

これは、LCC(ローコストキャリア)という、格安で航空券を提供する航空会社が増えているからですね。これらは食事などのサービスがつかない代わりに、格安で航空券を提供してくれています。

その他、無人チェックインできる機会を導入するなど、徹底的な『コスト削減』を行っています。経営姿勢として大変素晴らしいと思います。

こういった航空会社が出てくる一方で、日本の航空会社も価格競争に巻き込まれて、今後多少は安くなる可能性がありますね。

問題は、この新幹線の値段です。JRしか提供していないので、まずここには競争が働きません。なので、今後もこの価格は下がる可能性はあまり見込めないでしょう。

以前にも書きましたが、

日本の新幹線代=アジアの航空券代

日本の電車代=アジアのタクシー代

という感じです。

移動することに金銭的な負担が少ない国と、移動することに金銭的な負担を感じる国とでは、おのずと『移動頻度』に差が出てきてしまいますし、経済の発展にも差が出てくるように思いますね。

如何でしょうか?<毎週水曜日更新>

連載:グローバルに自由に稼ぐ働き方の実現法


海外ノマドマスター・平城寿【プロフィール】平城 寿 Hirajo Hisashi
1976年宮崎県生まれ。九州大学工学部卒(1999年)。もともとITエンジニアで、2004年にSOHO事業者向けビジネスマッチングサイト「@SOHO」を1人で立ち上げ、4年で日本国内No.1の会員規模にまで育て上げる。その後インターネットの可能性に魅了され、自らネットを活用した「場所や時間にとらわれないワークスタイル」を実践。2011年より海外に拠点を移し、アジアを中心に毎月5都市以上を訪問。『海外ノマドスタイル』を確立して、その魅力を発信している。

平城寿公式ブログ:http://hirajo.com/
平城寿Facebook:http://www.facebook.com/hisashi.hirajo
@SOHO:http://www.atsoho.com

 

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