グローバルに自由に稼ぐ働き方の実現法【第4回】
海外生活のある例
ここで1つの実例をご紹介します。
日本の東京で、世帯収入の合計が40万円だったご夫婦が、マレーシアに移住しました。奥様は仕事を辞め、専業主婦となりました。旦那様はマレーシアの日系企業に勤めました。旦那様の給料は、日本と同程度ぐらいと聞いていますので、奥様が仕事を辞めたことにより世帯収入は30万円前後に下がりました。
しかし、マレーシアでの生活はというと・・・
・3LDK(約150平米)のコンドミニアム
・移動は常にタクシー
・家の掃除はお手伝いさん
・週に1度のマッサージ通い(2人分)
・奥様のネイル
・週末は夫婦でシンガポールでリラックス
・月に1度はシンガポールから周辺のアジア諸国へ旅行
(タイ、フィリピン、ベトナムなど)
を全て実践しても、そのコストは30万円以内で収まっているというのです。一年中温暖なので風邪をひくことも殆ど無く、花粉症に悩まされることもありません。
また、一年中夏といっても、木陰に行くと涼しく、実は日本の夏のほうがむし暑くて生活しにくいのです。。アジア諸国を生活圏と考えれば、1人暮らしで月の生活コストが10万円、夫婦2人でも20万円あれば十分生活できます。
地域格差による事実上の“所得膨張”が実現
つまり、今のうちに日本でSOHOとしてある程度の顧客を獲得し、毎月20万円程度の収入が稼げるようになったら海外に出る、という考え方です。
これだけインターネットが発達しているため、『直接顔を合わせての打ち合わせ』ということも減ってきます。
つまり、収入自体は日本から得て、生活コストの安いアジア諸国に拠点を移し、より優雅な生活を送ることができる。これが『海外SOHOスタイルの魅力』なのです。<毎週水曜日更新>
【プロフィール】平城 寿 Hirajo Hisashi
1976年宮崎県生まれ。九州大学工学部卒(1999年)。もともとITエンジニアで、2004年にSOHO事業者向けビジネスマッチングサイト「@SOHO」を1人で立ち上げ、4年で日本国内No.1の会員規模にまで育て上げる。その後インターネットの可能性に魅了され、自らネットを活用した「場所や時間にとらわれないワークスタイル」を実践。2011年より海外に拠点を移し、アジアを中心に毎月5都市以上を訪問。『海外ノマドスタイル』を確立して、その魅力を発信している。
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