
優秀でなくも高収入を得るには

マカオのカジノでは若者がゲーセン感覚で掛けに興じる(平城氏撮影)
新興国で感じる「稼ぐ力」の鍛え方
私は現在、毎月マカオを訪問していますが、
・どんどんホテルの値段が上がっている
・どんどん観光客が増えている
のをひしひしと感じます。
日本では考えられないことですが、カジノの人出が足りず、オフィスの事務員がカジノに引きぬかれていくようです。
つまり、カジノの方が給料が高い、ということですね。日本でいえばパチンコ屋さんの店員の給料が、オフィスの仕事よりも高いということになります。
カジノの年齢層も比較的若いです。最低のベット金額が200~500香港ドル(2,500円~6,500円)という『大小』のテーブルで、20代と思われる男女が、まるでゲーセンのコインを投入するかのように、掛けに興じています。
ラスベガスであれば500円ぐらいからでプレイできるようなので、まさに5倍以上の相場です。客層は殆どが中国人。
では、マカオや中国の人々が、私達日本人よりも優秀なのかというと、そうではないように思います。『たまたまバブルが起きている』と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、やはり、お金を手にするためには、ただガムシャラに頑張れば良い、というわけでは無さそうです。
やはり海外にまで視野を広げ、自分が何をすべきか、見極める必要があると思います。
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【プロフィール】平城 寿 Hirajo Hisashi
1976年宮崎県生まれ。九州大学工学部卒(1999年)。もともとITエンジニアで、2004年にSOHO事業者向けビジネスマッチングサイト「@SOHO」を1人で立ち上げ、4年で日本国内No.1の会員規模にまで育て上げる。その後インターネットの可能性に魅了され、自らネットを活用した「場所や時間にとらわれないワークスタイル」を実践。2011年より海外に拠点を移し、アジアを中心に毎月5都市以上を訪問。『海外ノマドスタイル』を確立して、その魅力を発信している。
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