働き方

独立できた理由をひとつ挙げるとすれば

投稿日:2014年12月10日 / by

ラットレースから抜け出すために

いつどこででも仕事できる環境を手に入れるために必要なこと(平城氏撮影)

いつどこででも仕事できる環境を手に入れるために必要なこと(平城氏撮影)

私は通算4年半、サラリーマンを経験しました。一般的な家庭で生まれ、普通の人生を送ってきました。父は自営業でしたので、将来は独立したい、と考えていましたが、『一度は会社に入って下積みをしてから独立すべきだ』と考えていたのです。

サラリーマン時代、ロバート・キヨサキの『金持ち父さん・貧乏父さん』という書籍に出会いました。この中に書かれていた、『ラットレース』のまっただ中に、今自分はいるのだと思いました。そしてなるべく早く、ここを抜け出したいと思いました。

私は自分自身と約束をしました。パソコンでWORDを立ち上げ、『5年以内に500万円貯蓄して独立する』と打ち込み、A4の白い紙にプリントして、クリアファイルに入れ、常に持ち歩きました。

ある日それをうっかりと机の上に置き忘れ、上司にそれを見られたらしく、お酒の席で嫌味を言われたこともありました。この紙が役に立ったかどうかはさておき、私は29歳の時に、800万円の元手をもとに、独立をすることができました。

私が独立できた理由

私がなぜ、独立できたのか?1だけ理由を挙げるとすると、

人との約束より、自分との約束を優先した

ということだと思います。

これは人との約束を軽視してはいけない、ということではありません。もちろん、人との約束は必ず守らなければなりません。

自分との約束を優先するというのは、例えば、こういうことです。貴方は、ブログをもとにビジネスを立ち上げようとしていて、毎日1記事を書くことを自分に課していたとします。ある日、友達から、『今晩飲みに行かない?』と誘われました。仲良くしている友達だから、断るのは気が引ける。そして貴方は、『わかった、行こう!』と答えました。日課のブログは飲みが終わってから書けば良い、と。しかし飲み会は非常に盛り上がり、気がつくと時間は0時を過ぎてしまいました。お酒も沢山飲んでしまったので、自宅に戻ると、すぐに寝てしまいました。こうして、ブログを書くのが1日空いてしまいました。

こんな事が幾度となく続き、ついにブログを書くこと自体を止めてしまいました。これが、『自分との約束よりも相手との約束を優先してしまう一例』です。

常に自分との約束を優先してしまえば、サラリーマン社会においては、

・つきあいの悪いやつ

とレッテルを貼られるかもしれません。

サラリーマン時代に最も苦痛だったこと

私が会社で最も苦痛だったのは、

・昼食の時のプロ野球の話、会社への不満、上司や同僚への愚痴

・飲み会を2次会・3次会までハシゴして散財、でした。

これらの行為をしていても、一時的に自分の気持ちを慰めることはできるかもしれませんが、決して人生が変わることはありません。私は昼食は1人で行くようにし、飲み会も1次会で切り上げるようにしました。

そして貯金をしながら、コツコツと自分の独立の準備をすすめて行きました。

独立から9年が経過した今、私は好きなときに、好きな場所に居られるようになりました。たまたま通勤時間と移動時間が重なると、サラリーマン時代の自分を思い出します。

周囲に嫌われてもいいから、自分との約束を優先する。これができれば、あなたの未来は明るいと思います。


hiraosi【プロフィール】平城 寿 Hirajo Hisashi
1976年宮崎県生まれ。九州大学工学部卒(1999年)。もともとITエンジニアで、2004年にSOHO事業者向けビジネスマッチングサイト「@SOHO」を1人で立ち上げ、4年で日本国内No.1の会員規模にまで育て上げる。その後インターネットの可能性に魅了され、自らネットを活用した「場所や時間にとらわれないワークスタイル」を実践。2011年より海外に拠点を移し、アジアを中心に毎月5都市以上を訪問。『海外ノマドスタイル』を確立して、その魅力を発信している。

平城寿公式ブログ:http://hirajo.com/
平城寿Facebook:http://www.facebook.com/hisashi.hirajo
@SOHO:http://www.atsoho.com

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