働き方

夏期休暇取得中にも最も働くのは、日本人

投稿日:2013年7月26日 / by

リージャス会社HP夏季休暇中に最も働くのは日本人――。多様化する働き方を支援する先進的なワークプレイス・ソリューションプロバイダーの世界最大手企業、リージャス(本社:ルクセンブルク)が、夏期休暇(自主取得、会社指定を含む)取得中の仕事に関する調査を世界96カ国、26,000人のビジネスマンを対象に実施した調査で分かった。

調査の結果、夏期休暇取得中にも関わらず仕事をする予定があるのは、以下の通り。世界中で日本人における割合が最も多く、約7割に上ることが明らかになった。調査では仕事をする場所(社内外、自宅、カフェなど)については限定していない。

<夏期休暇取得中に仕事をする予定があるビジネスマンの割合>
1位:日本(68%)、2位:中国(55%)、3位:インド(54%)、4位:アメリカ(51%)、5位:南アフリカ(50%)、6位:カナダ(43%)、7位:ブラジル、オーストラリア(40%)、8位:メキシコ(31%)、9位:フランス(30%)、10位:イギリス(29%)、11位:ベルギー(24%)、12位:オランダ(19%)、13位:ドイツ(14%) 【グローバル平均は39%】

また、同社は同調査を男女比別でも実施。その結果、以下の通りどの国でも軒並み男性が女性に比べて夏期休暇取得中に仕事をする予定の割合が高いことが分かった。

<夏期休暇取得中に仕事をする予定があるビジネスマンの割合:男女比>
日本(男 68%:女 67%)、中国(60%:49%)、インド(54%:52%)、アメリカ(54%:46%)、南アフリカ(51%:49%)、カナダ(46%:36%)、ブラジル(45%:28%)、オーストラリア(44%:33%)、メキシコ(34%:23%)、フランス(35%:18%)、イギリス(31%:25%)、ベルギー(27%:19%)、オランダ(20%:16%)、ドイツ(15%:9%) 【グローバル平均は42:34%】

夏期休暇取得中にも関わらず仕事をするビジネスマンが世界中に存在するのは、パソコンやスマートフォンなどのIT機器の普及、携帯電話回線やWi-fiなどのITインフラの拡充により、いつでもどこでも仕事ができる環境が整備されたことが要因として考えられる。

同社では日本のビジネスマンの休暇中の仕事率が高いことについて「日本人は普段の仕事を効率的に進めることができておらず、休暇前に残してしまった仕事を休暇取得中にしなければならないことが原因のひとつとして考えられます。普段の仕事が効率的でない背景には、テレワークの普及具合、通勤時間の長さ、ワークライフバランスに対する考え方などが諸外国と異なっていることが関係しているかもしれません」と分析している。

同社グループは、先進的ワークプレイス・ソリューションを提供する世界最大の企業。設備を完備したオフィスから、貸し会議室、テレワークに適したビジネスラウンジ、さらに世界最大級のテレビ会議スタジオのネットワークまで幅広い設備やサービスを提供し、自宅、外出先、あるいはオフィスのいずれの場所からでも働くことのできる新しい方法を提供する。

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