働き方

とことん好きを追求できる稼ぎ方

投稿日:2014年10月29日 / by
シナプス オンラインサロン

人気サロンは月600万円以上の売り上げも

自分をブランディングして稼ぐスタイルが定着しつつある。もっとも、ブログやYouTubeなどで大量のアクセスを集め、それでお小遣い程度というのが、スタンダードだ。それだけで食べていけるレベルの強者もいるが、それはピラミッドの頂点にいる人限定といえる。

シナプス(https://synapse.am/)は、それだけで食べていける可能性を秘める個人マネタイズ型サービスのひとつだ。会員制のオンラインサロンプラットフォームである同サービスは、有料で会員を集め、クローズドに情報やネットでの交流を展開する。

「他のSNSはオープンですから発信者に吸引力があれば大量のファンを集めることも可能です。一方で、不特定多数が集まるわけですから、炎上リスクもある。シナプスは、有料にすることでファンは絞られますが、質を担保出来、発信者が安心して情報を吐きだせます」と運営するモバキッズの田村健太郎CEOは説明する。

ネット発信のリスクをカバーし、濃密なコミュニティを醸成し、情報の受発信者双方がメリットを享受する理想的なモデルといえる。だが、稼ぐとなると、かなりの吸引力がなければ厳しい形でもある。仮に、月1,000円で開設したすれば、300人は集めたいところだ。発信するに値する情報を持っていても、知名度がなければ、そこにお金を払おうと思う人は限られる。

田村氏

ニッチな知識も狙い目という田村氏

「もちろん、知名度があるに越したことはありません。実際、私どもも開設に当たっては、ある程度の集客見込みをチェックします。SNSでの実績などを調査することで、展望を見極め、厳しい場合はお断りもします。しかし、発信する情報に価値があると判断すれば、そうした部分が厳しくても私どもでサポートしながら開設いただくこともございます」と田村氏は明かす。

価値ある情報とはなにか。田村氏が注目しているのは、ニッチな情報だ。例えば昆虫について人並み以上に詳しい、秋葉原について熟知している、ローカル鉄道なら誰にも負けない…など、いわゆる「○○博士」的な情報ホルダーなら、サロン開設に向いているといえる。むしろ、それによって、その人が秘める潜在能力が開花する可能性すらある。

現在、堀江貴文氏が月額1万800円ながら、600人ものメンバーを集めている。これはまさにピラミッドの頂点であり、氏の知名度ゆえという他ないが、決して高すぎる目標でもない。知名度ももちろんだが、なによりも濃い情報をいかに発信し続けれれるか。それ次第では、“プロオンラインサロンホルダー”として、まさに好きなことだけでシンパの人たちとより濃度を増しながら生活していくという、理想的な人生を送れる可能性もある。

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